Member : ちえ蔵、いちこ、のり、なっちゃん
Timeline :
04/25 会津高原尾瀬口駅-見通りキャンプ場(テント泊)
04/26 4:30滝沢登山口-5:00木の階段-8:30駒ノ小屋-9:15山頂-12:00下山
雪山に行きたいっ!ということで、会津の名峰「会津駒ケ岳」山行。
4/25 山麓のキャンプ場にスタードームをでんっと広げて前泊。雨と沢の音に包まれて、みんなごろごろ過ごす。キャンプ場は週末の雨にキャンプに来る人もなく、貸切状態。天気予報では翌日も悪天候の為、状況によってはこのまま温泉つかって帰宅かしら?と思いつつ、天気の回復を願って就寝。
4/26 積雪期の会津駒ケ岳は8時間近いコースタイムを予定していたので、早朝4:20キャンプ場を出発。シュラフ等はテントに置いていく。雨はほぼ止んでいた。このまま回復してくれたら良いなと期待しつつ歩きだす。
滝沢橋登山口から林道を歩くこと30分。木の階段に到着。ここから山道スタート。枯れ葉を踏みしめながら、結構急な道を登っていく。
途中、健脚のおじさんに追い越される。駒ノ小屋のご主人だそうだ。「上で待っているよ。」と声をかけて頂き、小屋を目指して歩みを進める。
天気は回復傾向かと思われたが、樹林帯を歩いているうちに雨が降ってきて、とうとう雪になり、しまいには吹雪はじめてしまった。稜線にでると風も強い。駒ノ小屋へのルートを示す、赤いポールが等間隔に並んでいる。ポールを頼りに、小屋を目指す。小屋が見えた時には、ほっとした。
予定時間より2時間早く小屋に到着。ほぼ夏山のコースタイムで歩いてきたようだ。「よく来たね。」と駒ノ小屋では、ご主人にお茶をご馳走になった。この日小屋に宿泊する予定のお客さんは、みなキャンセルしたらしい。こんな天気だもの。
小屋でさらに荷物を置かせて頂き、態勢を整えて山頂を目指す。
山頂到着!眺望は望めなかったが、やはり頂上は達成感があって気持ちが良い。
下山途中に、青空が出てきた。雲が早いから、穏やかな回復とまではいかないが、先ほど降った雪を纏って、会津の山々がカッコイイ。
青空のもと、降ったばかりの雪の上を軽快に下って行った。
12時滝沢登山口到着。予定よりも早く下山出来た為、テント撤収後、近くの温泉につかり、ビールを頂いて帰路についた。車中で食べた駅弁も美味しかったな。
後記
この週末は全国的に荒れ模様の天気で、海・山は要注意との予報でした。現地へ行って、状況により判断しようと考えていましたが、まだまだ自分の判断基準が出来ておらず、反省でした。他の山域では遭難事故もあり、私たちは無事下山出来ましたが、様々な課題を得た山行でした。
もっと技術・知識を身につけて、幽玄の雪山に更にチャレンジしていきたい。
ちえ蔵