雪山はじめ(雪訓) @谷川天神平

2023-12-23

00_会山行 03_積雪期 d_上信越

Date : 2023/12/23
Member : こう、U-16、よっしー、ひでぶ、みやび、うの、コマ、yujin、イチコ
Timeline : 8:30ロープウェイ駐車場ー10:00天神平駅ー15:00天神平駅ー15:30ロープウェイ駐車場
Author : イチコ

12月の会山行は、雪山の基本を学ぶべく谷川岳へ。

フラットフッティングに始まる歩行の基礎から...という当初の雪訓内容は、
天神平に降り積もった新雪を前に趣旨替えすることになったが、新雪を活かした充実の参考になった。

■ラッセル
天神平を上がって10分ほどの登山道から左手にひろがる斜面を本日の雪訓の場所とした。
(というより、ひでぶ がずんずん進んでいた。)
各自、斜面越しに胸あたりまで積るさらさら雪の崩し、となりの尾根道までラッセル。
なるほど進まない。。。

尾根道まででて、その間一帯をみんなで固め歩く。
ワカンも装着してみて、ツボ足との差を体感。
まあ確かに浮力がある、ような気がする。
・後ろ斜めに引かないとかえって足が持ち上がらない
・さらさら雪に埋まって足が上に来てしまうと、さらさら雪でもがけど容易に立て直せない
等を体験。


■滑落停止
かなり整地できた。
とはいえ、もこもこなので、助走をつけたり、後転したり?しながら、滑落停止ポーズ。
リアリティはともかく、滑落し始める前にピッケルをどう握っておくかで停止体制に入るスムーズさはだいぶ違うようだと体験。



■埋まり体験
雪が多いことを活かして、雪に体が埋まるとどうなるか体験。
対象者がうつぶせになって、みんなで雪をかけて完全に全身埋めて3分待機して掘り起こす。

(下に人がいます)
(下に人がいます)

雪崩事故の死亡原因の大半は窒息。
確かに、全身雪に埋まった時の閉塞感は並ではない。
自分の鼓動がどくどく波打つ。肺が物理的に膨らまないので大きく息は吸えない。
落ち着かないと酸素の消費が増えるが、3分後に掘り出される確信があっても、なかなか落ち着けるものではない。

■ビーコン探し
こうとみやびの隠したビーコンを探し出す練習(今回はビーコンをアイゼンケースに入れて、探索は一人ずつ実施)。
シグナルサーチ、コースサーチ、ファインサーチで0.5-0.7m程度まで来ても、
プローブでのピンポインティングはなかなか難しかった。




帰りは、中華たむらへ。
モロヘイヤラーメン(大盛)が信じがたいほど大盛。
ドリンクサービス、くじ引きサービス、気のいい”シェフ”と店員さんのお店でした。

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