2024新人同期山行 白馬三山縦走 〜美味しい3日間〜

2024-11-20

Date : 2024/08/10-12
Member : masashi、たか、立川、K野、れい
Author :たか



山行自体は8月に行ってきましたが、ブログのシステムに入り込むのに時間を要してしまった為(ネットに疎い為)、遅ればせながらの投稿になります。

 


今年の新人

今年入会した会員は7名。

女性4名、男性3名、20代~50代のとてもバランスのよい?同期たちです。

親交を深めるにはやっぱり山でしょ。

山好きが集まれば考えることは一緒。同期山行はいとも簡単に計画されました。

ただ決行がお盆の真っ只中、さすがに全員の予定が合わなかったのが残念でしたが

 

参加はこの5

 

言い出しっぺのリーダー、たか(平日休み)

一番のしっかりもの、立川

期待の食坦、K野

残念な日帰り参加、masashi

頂山の会の末っ子、れい

 

山行2日前に日向灘の地震が発生、巨大地震注意警報が発令されました。

それによりmasashi仕事の関係上、日帰り参加になってしまいました。

それでも来てくれて、そして食料を歩荷してくれてありがとう!

次は山で泊まりましょうね。

 

1日目


駐車場に車を停め共同装備を分配し、いよいよ山行スタート!

八方のゴンドラに乗る場合は、比較的近くて無料の八方第三駐車場が便利です


ゴンドラやリフトを乗り継ぎ、いよいよ23日の縦走が始まります。

末っ子のれいは山の縦走は初めてらしく、しかもいきなりの2泊です。

少しばかり不安な面持ちで、道中の車の中で話を聞くと集合直前まで行くかどうか悩んでいたらしいです(笑)



初日の行程は八方から唐松岳頂上山荘までです。休憩を適度に入れながら、疲れないペースで登っていきます。

途中の扇雪渓で大休止を入れ、お勧めの行動食の話で盛り上がります。

セブンイレブンのわらび餅がいいとか、ひと口くるみ餅がいいとか。

どうやら最近の流行はグミらしいです。たか以外は全員グミを持参していて、グミトークに花が咲きます。

自分の引き出しの無さに情けなくなりました。

 

目を離した隙にいびきをたて寝るK野。

この姿は今後何回か見ることになります。

そうこうしているうちに唐松岳頂上山荘に到着です。

ここからはテント場の確保へ急ぎます。予約をしているとはいえ、張る場所の選定は早い者勝ちです。

テント場を見下ろすと一等地、二等地辺りまで埋まってきているが分かりました。

受付班と設営班に分かれ一目散にテント場まで降りていきます。

テント場は小屋から降りなければいけません。小屋に近いところから埋まっていき、遅くなると結構なところまで下らなければなりません。トイレの限界まで我慢すると痛い目にあいます。



中腹辺りに4テンと3テンを張り、唐松岳へアタックします。

同期山行記念すべき一つ目のピークは残念ながらガスの中。


それでもみんな笑顔で「頂」ポーズ(各々の思う「頂」ポーズ)

先輩方、オフィシャルのポーズってあるのですか?(同期一同)


目を離した隙に寝るK野②

 

 

山荘まで降りたら、ここでmasashiとお別れです。歩荷もしてくれてほんとうにありがとう!

masashiの思いは我々4人がゴールまで持って行きます。あばよ!

 

我慢しきれずビールでキマるたか。

テント場に戻り皆で乾杯しながら夕食の時間を待ちます。

 

目を離した隙にいびきをたて寝るK野③

ここからは期待の食胆、K野の独壇場です。

K野は新人お試し山行の際に、日帰り登山にもかかわらず山頂で餃子を焼くという豪快な漢。(しかも2回転)

どんな料理が出てくるか期待に胸を躍らせます。

 

フレッシュ野菜のシーザーサラダ


餃子

焼肉


豚ニラチジミ


豚肉もやし炒め(卵のせ)


肉焼きそば

 

フルコースいただきましたー

さすがすぎます!!酒がすすみます!

食胆を引き受けてくれてほんとありがとー

料理もうまいわ、天気も晴れるわで、皆それぞれテンションMAXです。

明日は何が食べられるんだろう、と想像を膨らませながら1日目を終えたのでした。

 


夕食後の夕焼けに黄昏る4人。明日も晴れるといいねぇ。

 

2日目

 

 

この日は核心の不帰キレット越えが待ち受けます。

そして行動時間が一番長くなります。

そうとなればしっかりと食べなくては!ということで朝から食胆K野の腕が鳴ります。

野菜たっぷりサンドイッチとワンタンスープ、短時間で手早く仕上げます。

お腹いっぱい、これで一日頑張れます。

結露で濡れたテントを畳み、いざ縦走の始まりです。


不安そうなれいを山に慣れている立川が声をかけながらスタートしていきます。

二度目の唐松岳登頂、ここからはヘルメットをかぶります。

天気も良くみんなテンションMAXです。

なぜか途中で映画サウンドオブミュージックの主題歌をスマホで流K野。

そういえばそれを連想させるような景色があったなぁ。

 

そうこうしているうちに不帰キレットの核心が近づいてきます。

唐松岳側からのキレット越えは核心が下り調子になるので、難易度はより難しくなります。

なにが怖いかというと、核心越えのタイミングでこちら側から通過する人と、向こう側から通過する人のすれ違いでした。

それぞれ15人前後でしょうか。落ちたらやばい場所でのすれ違い。

人一人が立っていられる所の通過はとても緊張感がありました。




声を掛け合って譲り合い、安全にすれ違いをしましょう。

 

核心を終えコルで一休み。

朝食であまったサンドイッチを頬張る立川。

 

ここから天狗山荘までの激登りです。

ここが今回の山行の中で一番疲れたかな。

ヒーヒー言いながら天狗山荘に到着。

天狗山荘で各々軽食でエネルギー補給をします。

なんとここにはハーゲンダッツがあるではないですか!

一目散に食いつくたかと立川。そしてそれを見て我慢できずのれい。

買っちゃうよねぇ

 

それにしても奇麗な山荘だし、売店も充実しているし

Wi-Fiも飛んでるしで言うことない山荘です。もちろんロケーションもグット!

鑓温泉小屋よりも目立たないかもしれないけど、温泉を除けばこちらの方がお勧めできる山荘かなと思います。みんな好きになりました。

 

元気も回復したということで、白馬三山をしっかりと踏みます。

鑓ヶ岳

杓子岳

巻くことなく登頂。

 

そしてようやく白馬岳頂上宿舎へ到着しました。



テント場は今年も予約制だったので、張る場所に困ることはありません。(予約とるのは大変だけど…)

テントを張り終わったらやっぱりこれでしょう!

無類の酒好き、たかと立川は一目散へ酒の調達へ向かいます。






山やってきてよかったなと思える瞬間です♡

 

夕食の前にガッツリ食事とデザートまで食べるK野。

さあ、テント場に戻って夕食作るよ。

 


今晩のメニューはトマトスープパスタ

立川が用意してくれたパンケーキ(れいが持ってきてくれたトッピングをのせて)

酒は大雪渓で(行けなかった大雪渓に思いを馳せて)

 

連日満腹です。ほんとうにありがとうございます。

 

山行最後の夜が更けていくのでした。

 

3日目

さあこの日は山行メインのピーク、白馬岳の山頂を目指します。

本来の計画だど、大雪渓を下って猿倉へ下山する予定でしたが、今年は大雪渓が通行止めです。

栂池平へ下山するか、鑓温泉経由で猿倉へ下山するしかありませんでした。

我々はピークを踏みそのまま栂池平へ下山します。

 

元気の源、今日の朝食はなにかな。




炊き込みご飯と豚汁

3日目の朝も抜かりない、K野様には頭があがらない。



 

台風が近づいているはずですが、この日も最高の天気でスタートします。(台風は予報よりも東寄りに抜けました)

そして白馬三山最後のピーク、白馬岳へ登頂です。

 




皆最高の笑顔!



しばらく山頂で黄昏る3人。絵になります。

 

ピークを満喫したら地味になが~い栂池平までの下山です。



白馬大池までの下山は景色がよくて我慢ができるのですが、そこからの下山はひたすら急登だし、単調だしで正直嫌いです。

 

白馬大池で大休止をし、ラストスパートに向けて力を回復させます。


 
白馬大池からの景色、癒されます。

 

途中の水場で補給したり、ちょいちょい休憩をはさみながら

ようやく栂池平に到着!



 こんなの売ってたら買っちゃうよね~

全員引き寄せられるように購入!

 


3日間よく背負ったデカザックコンビ

 

栂池平からはゴンドラやリフトを使って一気に下ります。

八方第三駐車場まではタクシー移動です(3900円)

電話すればすぐに回送してくれます。

 

車を回収したら3日分の汗を流しに温泉へ向かいます。

白馬姫川温泉 竜神の湯を利用

白馬五竜テレキャビンの施設内の温泉で、お盆真っただ中なのにガラガラという

穴場的な温泉でした。

 


道の駅白馬でガッツリ飯をいただきます。

 

さああとは新宿までの長いドライブ…

3日間お疲れさまでした。


 

こうして頂山の会2024年の新人同期山行が無事終わりました。

今回日帰り参加の「masashi」や、参加が出来なかった「のん」「いの」も次回の同期山行は一緒に行きましょう!



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