シンナソー、ヒャマゴ沢

2010-06-20

06_沢登り f_奥多摩・高尾

Date : 2010/06/20
Member : うろた(CL)、すぐりん(SL)、まみ、ヒデぴょん、カズ、さち、ちえ蔵(記録)
Timeline :藤倉バス停(10:38準備) ~ シンナソー入渓 ~ 3段12mの滝(11:15) ~ ハングした5mの滝(11:46) ~ 3段15mの滝(12:13) ~ 尾根(13:32) ~ ヒャマゴ沢下降 ~ 遡行終了(15:21) 

奥多摩 ・ 北秋川にあるシンナソー、ヒャマゴ沢に沢登りに行ってきました。

今回の計画は、シンナソーを遡行、ヒャマゴ沢を下降するというルートです。昨年の沢登りでは、下山は林道等を利用していたので、私は初めての沢下降でもありました。
武蔵五日市駅からバスまたはタクシーで移動し、藤倉バス停に到着。バス停の休憩スペースをお借りして、遡行の準備をしました。

シンナソーの入渓地点は、藤倉バス停から数分歩いたところ。小さな沢で、水量は少ないように感じました。


シンナソーは下部の狭隘部分が、みごとと称される沢のようです。滝やゴルジュ帯では、蒸し暑さを吹き飛ばすためにも、水に浸かる気マンマンでしたが、水量が少なく、それほど濡れるところはありません。
遡行図では、手ごわいと紹介されていた、2段9mの滝は、手ごわさを感じることなく、あっという間に通過してしまいました。狭隘部が終わる3段12mの滝は、念のためロープを出し、すぐりんがビレイをしてくれました。



その後現れたハングした5mの滝は左を直登します。



最後の、クラック状3段15mの滝は、登ってみようかという相談もしましたが、ちょっとおぼつかないということで、手前右手の凹状部を登り、トラバースしました。



その後は倒木を乗り越えながら、さらに尾根を目指して進みます。二股になっている箇所が2箇所ほどあり、両方左をとりました。浅間尾根と藤倉バス停に向かう尾根の分岐から、やや日向平寄りにでました。

この後は、ヒャマゴ沢におります。みんなで地形図と方位を確認しながら、沢を目指しますが、私は明らかな沢地形に行き着くまで、地形図と現在地を合致させることがなかなか出来ませんでした。ルートも、落石を誘発してしまう危険性のある箇所や、滑りやすい箇所があり、なかなか苦労しました。
結果、ヒャマゴ沢の途中に出ました。ヒャマゴ沢では、すぐに懸垂下降。


するとそこより下は倒木の海。見渡す限り、倒木、倒木、倒木・・・。

障害物突破のごとく、倒木を乗り越え、倒木をくぐり・・・。あたりを見回すと、倒木の中に、みんなが埋まっているような感じでした。

最後はワサビ田におり、下降終了となりました。
やはり沢登りは、滝、釜、ゴルジュなどの障害をひとつひとつ突破していく面白さが良いです。今回は倒木突破というおまけ付きでした。
遡行や読図の技術をさらに身につけ、今年は泊まりの沢登りにも是非チャレンジしてみたいと思いました。

(写真提供:ヒデぴょん、まみちゃん)
ちえ蔵

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