西横川

2011-10-05

06_沢登り k_中央アルプス



Date : 2011/10/2
Member : ひでぴよん、組長、ちえ蔵(photo)、ひろみん(記録)
Timeline :  720しらび平バス停 730入渓 800東横川との分岐
845 30M大滝  1100奥の分岐 1200 長谷部新道 1300千畳敷


中央アルプスの中御所谷・西横川に沢登りに行ってきました。

週末から冷え込むという天気予報に、寒さに震えながらの沢登りを覚悟して東京を出発しました。

しらび平バス停から車道を少し下り、たしらび橋脇から入渓。二つ目の堰堤の高巻きは足場が悪く慎重に下っていきます。


たしらび橋

堰堤を右側を巻く

ナメ沢をしばらく行くと二俣にたどり着きます。右に続く東横川の入口には20メートルの
りっぱな滝。
東横川ルートに吸い寄せられそうになりつつも、地図を確認し左側の西横川へ進みます。
30mの滝

いくつかの滝をこえると、30mの大滝が姿を現します。
ホールド、スタンス共にしっかりしています。ここでは滝の左側を登りました。
30mの滝、上からの眺め
南アルプスが一望できる場所でしばしの休憩。日当りがよくぽかぽか。寒さの不安をよそに秋風が心地よく感じられました。
奥に見えるのが南アルプス

草付きの滑りやすい斜面や、苔の生えたナメがいくつかありました。
足場が不安定な場所では、ひでぴょんのお助けスリング登場



滑りそうで滑らない。でも、滑りそうでこわい。


連続する小滝をひたすら登り続け、高度をぐんぐん上げていきます。
奥の二俣を左に入るとすぐに30m滝です。
個人的にはここが今回のハイライト。滝の上部が核心です。
ここで事故にあった人のブログを読んでいたので緊張は高まります。高度感に心臓をバクバクさせながら、慎重に慎重に。
組長とヒデピョンはひょひょいと何事もなく登っていきましたが。。。
奥の二俣

終了点まで息が上がる急騰が続きます。
色づき始めた紅葉がきれいでした。
沢が涸れ始め、まもなく長谷部新道に合流。遭難碑とトラロープが目印です。


ここからは千畳敷まで踏み跡のしっかり残るトラバースが続きます。
道が崩れている箇所が数カ所ありますが手をかけられるトラロープが張り巡らされていました。
道が安定してきた所で着替えを済ませ、恒例の「お疲れさま握手」で今回の沢登りは終了。


張り出したハイマツや木の枝を手でかき分けながら先へ進むと、前方にロープウェイが見えてきました。千畳カールや宝剣岳、美しい景色が広がります。
遠くに小さくロープウェイが見える







絶景トラバーース

沢終了地点から一時間程で千畳敷に到着。観光客のおばちゃんにまぎれロープウェイを待っている時間がこの日一番の冷え込みでした。

千畳敷
さすがアルプスの沢。今までに行った丹沢や奥多摩の沢とはスケールが違います。
やっぱり沢登り好きだな〜!
この冬は、来年の沢シーズンに向けてクライミングを強化したいと思います。

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