Date : 2012/10/6-8
Member : 沼さん、Kenさん(会員外)、組長
Timeline :6日:ハコヤ岩でクラック
7日:ボルダー巡り
8日:あみだ岩でマルチ&しゃくなげエリアでボルダー


秋の3連休。これからたくさん予定しているマルチやクラックの練習も兼ねて、また個人的には久しぶりにボルダーもやりたくて、そして沼さんは残した宿題を片付けるべく・・・、小川に行ってまいりました。
「秋の行楽シーズン」、「3連休」、「天気予報は晴れ」・・・。
混雑必至のキーワードがいくつも。。帰りはどうしようもないとしても、行きに大渋滞で小川に着けなーい、、というのはいやなので、まだまだ今日の始まりの4時頃、Kenさんの車で小川に向かう。
八王子付近は早くも渋滞していて、我々も相模湖付近で多少の渋滞にはまってしまいました。秋の3連休をなめたらアカンと思いました。
でもまあ大して時間はかからずに、無事、小川に到着。廻り目平の駐車場は、まだ空きがありましたが、どんどん車が入ってきて、すぐにいっぱいになりそうです。

今回は、一応、11月に予定している錫杖などのマルチの練習、クラックやナチュプロの練習、そして、ボルダーもやる!!っていうクライミング三昧の3日間です。

初日はクラック。
テントとタープを張ってから、手ごろなクラックルートのあるハコヤ岩を目指します。アプローチは30分くらいでしょうか。カモシカサイドロックを過ぎたあたりの頭がぶつかりそうな岩からすぐに右上すればハコヤ岩の基部に着きます。ちょっと迷いました。

基部からは2本のクラックが伸びています。右が「森林浴」5.8。左が「冬のいざない」1P目5.9です。
天気よく岩の状態も最高です。「森林浴」5.8から取り付きます。Kenさん余裕のリード。カムのサイズ選びにあーだこーだやっていますが、ムーブ自体は余裕です。紅葉の彩りを添えた青空へ向かって伸びるクラックを登るのはとても美しくカッコいい!!!
トップロープを張って、「森林浴」と「冬のいざない」1P目で遊びます。
最初はシンクラックでジャミングがうまいこといかないけど、ホールド・スタンスともにあるので、フェイスムーブでなんとなーく行けます。1発目で少し力が入りましたが、簡単でした。途中、真新しい残置カムがありましたが、回収不能・・。かわいそーに。。
続いて、「冬のいざない」1P目の5.9。ダブルのハンドクラックを登ります。少しフレアーしていますがジャミングも決めやすく、簡単。フェイスムーブだけでもいけそうです。
沼先生のフットジャム
続いて、もう1回5.9を登ってから、「冬のいざない」2P目5.10cのクラックにトップロープをかけました。ちなみに、最終ピッチまでは歩いて行けます。
この5.10cのクラックがまたお美しい・・・。登りたい!!と心から思わせてくれるクラックです。でも、難しい。ちょいかぶり、フレアーしたハンドクラックです。フェイスやボルダーではめっぽう強いKenさんも苦戦気味。ここは自分がばっちり決めて、「俺はクラックの天才」かもしれないと、有頂天になる予定が・・・、やっぱりムズイ。最初のフレークを上がった後の1手目の左手のハンドジャムがうまく決まらない。決まったつもりで?次の右手を出してみるも、次の右手も浅いクラックで体を支えられずにあえなくフォール。現実は厳しい。
沼さんは苦戦しながらもフットジャムをうまく決めながら上に抜ける。さすが、沼先生。

自分ももう1回やっているけど、全然ダメ。「アルパインクライマーはA0でもなんでもとにかく上に抜けることが大事」というKenさんの甘言にのって?、キャメ#2、3あたりをガシガシ突っ込んで強引にA0で抜けました・・・。カムを掴めばガバでした(当たり前・・)。さらにその上の5.10aのクラックも続けて登ります。左のフェイスを少し使いながらも、こちらはフリーで突破。ただ、5.10cで疲れ切っていたので、かなりパンプして苦労しました・・・。そして、、テーピングしなかった手の甲が痛かったー・・。

まあそんなこんなでクラックは結構楽しめました。あの5.10cあたりをリードできるようになれば、憧れの瑞牆のマルチに行ける??登れなくても行く気になるくらいの実力がほしいところです・・。

そしてそして、小川恒例の焚き火&宴会~
コンビニご飯が味気ないけど・・・
これがあるから小川に来る、といっても過言じゃないような気もします。夕食は、寒さ身にしむ秋の夜長にぴったりのぽかぽか温まるスパイシーなグリーンカレーでした。沼さん、ありがとうございます。

2日目。
まさかの雨。夜中もかなりの大雨で目が覚めましたが、朝もまだ雨が・・・。予報は晴れなのに・・・。クライマーだらけの廻り目平はなんとなーく重苦しい雰囲気が漂っていました。8時過ぎには雨はやみましたが、当然、岩は濡れ濡れで登れない。やることがないのでとりあえず、焚き火をしながらダラダラ過ごす。
そろそろ乾いたかなーっていうことで、マット背負ってボルダラー達が辺りを彷徨し始めます。しゃくなげは無理だろうということで、とりあえずキャンプ場ボルダーで遊びました。5級の課題。まあ簡単。終わっちゃったねー。次どうするー。しゃくなげは今日は無理、という情報が入りつつも、いやもしかしたらいけるかも、とかすかな期待を抱いて行ってみるも、やっぱりダメダメ。水が滴り落ちていました・・・。ダメって言われているのに、自分の目で岩を見てみないと納得しないクライマーの悲しい性??
乾きが早いというビクターは、今日は整理券が配られていたそうです(ウソです)。

湿気と沈む気持ちがたっぷりしみ込んだ重いマットを背負いながら、相変わらずボルダラー達が右往左往しています。
乾いた岩を求めて、親指岩下ボルダーへ。「フィロソフィー」初段をティッシュで乾かしながらやっているパンツーのお知り合いと合流。Kenさん、前の人のムーブを少し見ただけで、「フィロソフィー」あと2手くらいまで登ってしまう。さすが・・・。
自分は歯が立たないので、潔く?やりません。下の漆岩「縦ダイク」6級で少し遊びました。
その後、最近開拓されたとかいう八幡沢のボルダーに行きましたが、いまいちよくわからず。左岸スラブより少し先の右岸に大きなボルダーがあり、かなり下からスタートの課題がありそうでしたが(チョークも付いていました)、下地も悪いし、濡れているのでできそうもなく、右側の簡単な課題(6~7級??)をちょっとやっておしまい。
左岸スラブには、沼さんのお知り合いのKさんが「アルピニスト」5.12bをやっていました。「クライミングに明日はない、今日このを課題やっておかなければいつできるかわからない・・・」というKさん。一つの課題にこれほどの情熱やこだわりを持てるということはすごい。この5.12bのスラブ、絶妙なバランスと岩とのフィーリングが必要なようで、足を向きや角度も一つ一つ決めて登るらしい。もちろん岩の状態も含めて全てがうまくいかないと難しいと・・・。5.10台のスラブしかやったことがない自分としては、分かるようでよく分からない。とにかく、「今日できることは今日にしかできない」、趣味で楽しく登れればそれでいいという次元にとどまらない意識の高いクライマーは尊敬するし、自分もそうありたいと思います。

今日1日、特に収穫はなかったので、早めに買い出し&お風呂。さっぱりした体で焚き火を囲んでビールを飲めば、もうゴキゲンです。サツマイモやホタテのホイール焼き。うまいー。
3日目。今日はマルチとボルダー。
マルチは適当に面白そうで手ごろなルートを選ぶ。Kenさんも行ったことがないあみだ岩のあみだくじルートを狙って、最高ルーフと殿様岩の間の沢筋を詰める。30分ほどであみだ岩の基部らしきところに着きましたが、なんせ初めての岩場なので本当にここでいいのか疑問に思いながらも、とりあえず登ってみることに。
1P目の5.7のクラックは自然に還りつつあったので、左のボルトラインのスラブ5.10cを1P目にしました。下部は苔と濡れで少し緊張します。2つ目と3つ目のボルト間隔がかなり遠く、途中の左上クラックにカムでランナーを取らないとかなりランナウトします。小ハングを越えるところで、カム2セット&ザックを背負ったリード中のKenさんが「重すぎるー」ということで要らないカムとザックを残置して登りました(自分が背負う。重いー)。。このルートは、小ハングから少し行ったところにあるダイクでマントルを返すところがたぶん核心。ボルダーでも恐いのにルート中のマントルはかなり痺れます・・。先のボルトまではまだ少しあるし、下のボルトは足の下だし、で、クライマーがビビるのを意図したようなボルト間隔。思う存分、ビビらせて頂きました。ただ、Kenさん曰く、5.10cはない。自分も八幡沢左岸スラブの「ブラック&ホワイト」5.10bより難しいとは思わなかったので、5.10cはないと思います。終了点は松の木。



2P目は、左に2,3mトラバースした後に木のあるあたりの薄かぶりを直上。トラバース始めにボルトが1つだけ。トポでは5.9。体感もまあそんな感じ。トラバースは少し緊張します。終了点は松の木。

少し左に歩いてから、3P目。5.8のクラック。クラック手前にボルト1つ。
左にトラバース後、空に伸びるクラックを登ります。露出感、高度感があり、そして何より景色がいい。ハンドジャムも良く効き、快適で楽しく登れます。

屋根岩

4P目に行くには5メートルラッペルして取り付きますが、今日はボルダーもやりたいのでここでおしまい。取り付きまでは歩いて帰れます。
あみだくじルートは、なかなか内容も多彩で景色もよく、楽しいルートです。最終ピッチも綺麗な凹角クラックで、次回は是非行ってみようと思います。

そして、今日こそ乾いたボルダーを目指し、しゃくなげエリアへ。
沼さんの宿題、流岩の「流れの中に」1級をやります。
スタートのカチホールドに立つまで、と、リップでマントルを返すところ、2か所が核心です。スタートカチに手に足で立ちこむムーブ、カチ手前の小さな穴に右足を何となく突っ込んでリップを取りに行くムーブ、さらに右にあるもっと小さな穴に立ちこんでリップを取りに行くムーブ。いろいろ試しましたが、結局、カチに立つところまで行きませんでした。沼さんも次回に持ち越し。





続いて、忘却岩のマントル課題2級にトライするも、敗退。。小川のボルダーは未だ3級止まり・・・。まあもうちょっと通わないとね。。
忘却の河2段

最後はヘッドライトで照らしながら
夕食は、「ふじもと」で焼き肉。うまかったー。

Kenさん、沼さん、いろいろとありがとうございました。特に、Kenさん。Kenさんの実力ならもっと高難度の内容の充実したマルチにも行けるのに、弱小クライマーのお付き合いをしていただいて本当にありがとうございました。

(組長)

このブログを検索

人気の投稿

最近の投稿

Archive

QooQ