大佐飛山

2017-03-05

02_残雪期 05_縦走 b_東北

Date : 2017/03/04-05
Member : まり、akko、くま、ちえ蔵
Timeline :03/04 0825尾根取付き~1045三石山~1240山藤山~1355黒滝山~幕営
 03/05 0530出発~0625西村山~0850大佐飛山~引き返し(テント撤収)~1510下山
Author :ちえ蔵

「~雪の天空回廊~」というステキなネーミングに心惹かれ、栃木で一番遠い山、男鹿山塊の最高峰 大佐飛山に行って来ました。




大佐飛山を教えてくれたのは、akkoさん。
積雪期にだけ、藪山に雪の回廊が現れるという。楽しみだな。

深夜に東京を出発し、朝、木俣巻川林道に着く。ヘアピンカーブを曲がった先の黒滝大佐飛登山口まで車で行こうと思っていたけど、雪道でスタックの危険。途中で停車し、地形図を見ながら尾根に取りつく。


その後、アルミ梯子がかかる黒滝大佐飛登山口を経由して、百村山から黒滝山への登山道に乗り上げる。雪山幕営装備はやっぱり重い。
お天気に恵まれ、春山の装いの山は、気温が上がる。汗を流しながら、三石山、サル山、山藤山と山頂を踏んでいく。黒滝山までは、ハイキングで来る方も2,3人。健脚そうなお兄さんは大佐飛山を日帰りしようとしていたけど、「遠いです・・・」と黒滝山を越えたあたりで引き返してきたのだそう。

 
 
Akkoさんとまりさんは、日焼け対策万全。みんなでのんびり歩みを進めます。静かな山だねぇとしみじみ。

 
黒滝山を越えた先の樹林帯で、幕営準備。心地よい寝床のために、整地は入念に。


夕飯は、スタンダードにキムチ鍋。間違いない。唯一の後悔は、缶ビールの量を加減したこと。ザックの重さを気にして、気合が足りなかったと反省。


とは言え、くまさんのワインとakkoさんの日本酒と、雪で冷やした冷え冷えビール。〆のチーズリゾット風もたいらげて、山でみんなで食べて呑んで。本当に美味しいし楽しい。


翌朝、まりさんのお手製焼きそばを食べて出発。黒滝山から西村山へが迷いやすいという記録があり、案の定、少々迷いました。最終的には、地形図をよく確認し、ランドマークになるところをしっかり決めて、進んで行くと、西村山に到着。
朝日を浴びるみんなの背中と木々がいい感じ。
 那須連峰も綺麗に見える。

大長山で進行方法を北に変えると、待ってました!雪の回廊のスタート。積雪は少ないけれど、快晴の中、動物たちのトレースのみを追い、真っ白な回廊に軽快に進む。
回廊行くよー!

 




稜線って本当に気持ちがいい。
大佐飛山山頂は、木々に囲まれてあまり展望はないけれど、やっと到着した栃木一遠い山のてっぺんで記念撮影。

振り返ると、、、帰りも遠いねぇ。

帰りまーす。

板室温泉で汗を流し、軍鶏スープが自慢のラーメン屋さんでお腹を満たし、帰りもワイワイ。

心地よい疲労感と翌日の筋肉痛に、喜びを感じる面々。

静かで歩き応えのある、良いお山でした。








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