Date : 2018/5/19-20
Member :まり、フジ、みの、ヤマ、バード、ジャスミン、U-16、よっしー、ミゾ、まほ、よしたか、マッキー、ウーリーステック、
Author :バード
「山登りに出会ってからずっと発狂状態なんだ」と山野井 泰史さんが情熱大陸で言っていたが、そこまでの狂わしいモチベーションはないけれど、楽しく山登り・岩登りができている毎日です。さて、今回は月に一度の会山行、今月は岩トレでありました。
岩登り・クライミングって、なんだかとっつきづらいし、ロープワークとかよくわからないし、といった方でもはじめの一歩として参加いただけるといった場だ。まさに去年、自分もここでクライミングの面白さを覚えた。「山登っていると、岩場とか出てくるしその時のために」くらいのヌルいテンションではじめた訳だが、アプローチの方法としてではなく、これはこれで一つの立派な道として面白い。なんてことを、ちえ蔵さんや、組長さんに言われたのをこのブログを書きながら思い出した。
さて、一泊二日のクライミングトリップの舞台は小川山。まずはトップロープでクライミングができることが目標。
一日目はロープの結び方、ハーネスの履き方、ダブルチェックの方法、コールの仕方など、まずはトップロープクライミングするのに最低限のことを学ぶ。
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一生懸命教える人、教わる人 |
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もうすっかり自宅モードな人 |
前日までの雨予報で皆さんバラしになったのか、この日の小川山は人影も少なく、僕らがいったスラブ状岩壁エリアにも誰もいない様な状況だったので、ありがたくトップロープを張らせていただいた。スラブ状岩壁の左側「風と共に去りぬ」あたりは本日の朝からリボルト作業が完了するとのことでルート解禁とのこと。こうして誰かのおかげで登れてるってことに感謝せねばならんな、ってことをクライムオンでの池田功さんのインタビューを読んだ直後の僕は、乾きたての接着剤を見ながらしみじみと思ってみたり。
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この日の小川山は人もまばら。道中のビクターにも人影はない。 |
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前日まで雨も降っていたが、岩は乾いている |
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謙遜しつつもガシガシ登るよっしーさん |
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まさかのタクシー参戦となったごぼう氏 |
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本日のMVPだったマッキーの人生初クライムオン。 |
そして、小川山といえば焚き火であります。そそくさと焚き火の火を起こしていたら、いつの間にやら本場メキシコソースをまとったタコスが登場。そしていつの間にやら、まほ隊長がショットになみなみについだテキーラを振る舞っている。U-16氏は相変わらず宇宙についての考察を語り、ヤマさんはジャスミン先輩に薪をとってこいと叫んでいる。みなさま、ここがニッポンのキャンプ4であります。
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一人ひとりの持参物にツッコミをいれていくまりさん |
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ばかウマだったタコス |
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タコスと、フジさんとジャックと |
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団らんの焚き火。なんとシェフが料理を振る舞ったり |
翌日は、次回の沢はじめ会山行に備えて懸垂下降の方法と、実際にやってみようということで母岩・妾岩エリアに。一部、母岩が濡れていたので、トップロープを張らせていただけるようなエリアを探す。帰りの時間も近づいてきて「あれ、自分一本もちゃんと登ってない」ということで慌てて目の前のパンピー/5.10bにとりつく。お待たせしてしまった皆様申し訳ございませんでした。
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まずは平らな斜面で練習 |
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いざ懸垂下降 |
クラック、スラブにフェイス。それぞれに登りたい課題ばかり増えていくが、まだまだシーズンは始まったばかりだからと後ろ髪を引かれながら帰り道を進む。途中、カラファテ・ナナーズ店にて、まりさんがU-16さんから巻き上げた2万円でカムを2個買った。「また来てね」と妖精がこちらをみていた。
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触れることがことが許されないカラファテの主 |
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「また来てね」 |