Date:2023.02.11-12
Member:もも、けいた、りょう、七海、じょーじ
Timeline:
Day1 八方池山荘→幕営地・上の樺
Day2 幕営地丸山→唐松岳頂上山荘→唐松岳→唐松岳頂上山荘→幕営地→八方池山荘
1月の会山行に参加できなくなってしまった七海(を雪山の虜にさせるために)と北アルプスに行こうと集まったメンバーに立ちはだかる核心は八方スキー場までのアプローチであった…
前日の金曜日も休みで乗鞍高原スキー場でスノボしていた僕は何度滑走しても降り積もる雪のおかげでエンドレスパウダースノーを満喫していたのだが下界はすごいことになっていた。
滑り終わり交通情報を見てみると、通行止めだらけの中央道と落下物で運転見合わせの特急あずさ。これは中止かな、なんて弱気な僕を差し置いて、他のメンバーは登る気満々で、なんとかあずさで松本までたどりつくももに、関越道から回り込んでくるけいた、りょうと七海。
土日快晴予報の登山日和を目前にして登山口前敗退な絶対しないというみんなの熱意でなんとか土曜日朝には八方スキー場にみんな集合。
ゴンドラとリフト2本乗りついで八方池山荘へ。
道の駅で仮眠中に除雪機の轟音であまり寝れなかったという少し眠たそうだったメンバーもリフトから見える綺麗な遠見尾根や白馬三山でテンション爆上がり。
まずは壺足で登り始め。
めちゃくちゃ暑くてみんなシェルを脱ぐ。暑がりさんはシャツ一枚で。
もうやり切った感を出す七海
この日はBCスキースノーボーダーたくさん。帰不ノ嶮ルンゼからのシュプールもありました。人の顔に見える第二ケルンを通り過ぎ、雪そんな多くないなとか思いながら雲海の上を進む。
下の樺あたりで雪面が一部アイスバーン化してきたのと斜度が増してきたのでアイゼン装着。
重い荷物にひぃひぃ言いながら、もう少し先の幕営予定地まで頑張る。
幕営地にはすでに数張りのテントと立派なイグルーが。
お隣さんのイグルー(一人でこれはすごい)
僕らも少し吹き始めてきた風を防ぎ快適な一夜を過ごすために、テントの設営に取り掛かる。
雪ブロックの切り出しと雪壁職人に分かれてせっせと建設。
サボってるんじゃなくて、水平を取ってるついでにお昼寝してるだけです。
立派なハロと幻日も。
5人もいるとあっという間に設営完了し、夜ご飯の準備へ。
着乾しさせようといろんなものをジャケットの中に入れてぽんぽこの七海
(ゲイターは乾かさなくていいんだよ…笑)
夜ご飯はけいたによる柚塩鍋うどん
美味しい料理でポカポカに温まって20時過ぎには就寝
前日の疲れもあって1〜2分でみんな寝落ち笑
翌朝4時の起床。テントは思ったよりも暴風に煽られることもなくみな熟睡できたみたい。
この日の朝ごはんはまたも食担けいたによる牛丼。
ご飯簡単に済ませるからね!って言ってたけど、めっちゃうまかった。
日の出時間に合わせて出発。
歩き始めると風が強い。
振り返ると日の出と朝焼けに染まる妙高が。
振り返りぎわゴーグルを外すりょう。あっ。
転がるゴーグル、君に朝が降る
落としたりょうは予備のサングラスに換装して気を取り直して進む。
標高をあげれば上げるほど風は強くなり、瞬間的に吹く強い風は体感15m/s ほど。
歩けなくはないが気は抜けない。
集合写真を撮って下山。
下山後気付いたけど、このパーティの戦隊モノ感あるな
(ももレッド/りょうブルー/七海グリーン/じょーじイエロー/けいたブラックみたいな)
りょうがゴーグルを落としたあたりで何かを見つけた。
ゴーグルでした。(あってよかったね)
快適な日差しの中テキパキ片付ける。
片付け中朝イチで登り始めてきたであろう大量の登山者とBCスキースノーボーダーが上ってくる。
下山後は(どこかで飲もうと登る前に山荘で買って一緒に頂上も登った)コーラ、最高。
僕は去年一昨年と天候敗退していた唐松岳だったので3度目の今回、
このメンバで登れて大満足の2日でした。
おわり。