Author : もちもち
11月19日、年に一度の総会が開催された。
世田谷線に揺られ会場へ。乗り慣れてなさすぎて出口改札無い事に一緒に来たまるひ氏と戸惑いつつも無事到着。
シュール。。。
そこそこ過酷な事やってる団体のくせに活動と全く関係の無い腑抜けた感じのイラスト、「の」まで頑張ったけど「会」だけ太字にするの諦めた感じとか…。
良い味だしてやがるぜ…。
会では今年の山行及び係の報告と反省点・改善点の共有。次年度役員の紹介と次年度の係決めが行われ閉会。その後、懇親会のため下北沢へ移動。
下北沢駅、めちゃくちゃ綺麗。再開発…こうやって刹那的に生きる夢追い人や多感なティーンズの居場所が無くなっていくんか…と、しみじみ駅前を眺めながら歩いていたものの、路地に入ったら別にそんな事なかった。相変わらず汚ねえ街だな!
会場はこちら、激辛オムライスが有名らしい。アットホームなお店でした。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13081304/
乾杯、歓談ののちゲーム大会。
伝言したり、結んだり、腕相撲したり。
頂女子の部…
タイプしてふと思ったけど、「いただき女子」って時節柄別のものを想像してしまうな。
頂男子の部…
要所要所で謎の小芝居が入りつつも、なかなか白熱したバトルが。終始物が壊れないかドキドキした。
成績優秀チームに景品が送られて会長挨拶の後解散。
その後、有志で二次会へ向かわれたとのこと。
全く違う活動してる人と話す時、「若さってなんだ、愛ってなんだ、登山ってなんだ」ってふと思う瞬間がたまにある。懇親会での会話を通して、とどのつまり、これらの疑問には回答らしい回答など存在せず、スタイル、求めるもの…正解は人の数だけあると改めて感じる。
昨今、SNSでいくらでも同じ目的や趣味趣向合う人間と簡単に繋がれる。高精細気象モデルの予測データからギアの忖度ないレビューまで瞬時に情報が手に入る。金さえ積めばどこにだって行けてしまうし、Web申請一つで捜索救助までシステマティックに対応してもらえる。スマホでの衛星通信事業の大衆化も大分現実味をおびてきた。しまいには山に行かずしても専門家による根拠立てられたトレーニングや指導も受けることができてしまう。
悲しいかな、令和の時代においてはただ単にやりたい事だけ突き詰めるだけなら必要最低限の関わりだけで達成できてしまうのだ。
そういった中で、山岳会に入る利点というのは、趣味趣向の異なる他人の視点からの考えに触れる機会があり、その人のノウハウや工夫が聞ける。なんならちょっとその経験をつまみ食いさせてもらえて、その中で得た新しい知見を自分の目標達成のための取り組みの中に取り込んでいける機会が得られる。こういった点にあるんだろうなと感じる。あと交通費の割り勘できんのも利点だな…!
ともあれ、利便性の向上や時代の変化によって山岳会というスタイルが衰退していく中で「現代の山岳会だからこその良さ」を非常に強く感じた一日だった…ってなんか我ながら比較的真面目な文章書いててキショいな!
来年度もこのブログがみんなの実りある素敵で安全な山行で溢れますように…!!