頂の会リスナーの皆さん、こんにちは。頂の会レポートの時間です。今日も楽しく、皆さんからのお便り、拝見していきましょう〜。今回のテーマは、518日と19日に催された、岩トレ!年間を通じて一番参加者の多いこの行事に、担当のうのかなまほが、皆を引っ張っていってくれました。

A班からD班の合計4つのグループに分かれて皆でわいわいクライミングしたこの企画。B班の実体はどんな感じだったのか?!ワクワクしますね!お便りを読むのが楽しみです!

今回も、参加された皆さんから、たくさんの楽しいお便り、いただきました。

 

さて、では1通目。早速、新人で参加いただいた方の感想ですね!TAKから。 

まず岩場の選定が素晴らしいと感じました。

参加者全員が楽しめるグレードがあり、満足できる本数をこなせたのがよかったです。初日に腕の力を使い切ってしまったのですが、2日目がスラブ壁だったので腕の力をあまり使うことなく、珍しく2日目も十分に楽しめました。


食事や夜の宴会までとてもスムーズに進み、楽しい夜を過ごすことができました。宴会は座るところがなく立っている方が多かったので、椅子を必要装備に加えるともっと快適な宴会になりそうかと感じました。


いずれにしてもとても素晴らしい企画で、クライミングが好きになりそうです、そして頂山の会がより好きになりました! また来年も参加できればと思います。 企画いただきありがとうございます!

 

そう、そうなんですよ!岩場の選定!これが肝なのです。参加メンバー皆が満足するグレードが数多く揃っていること、ボルト間隔(リードしても危険がない)、車からの適度な距離(雨が降ってもすぐに撤収できる)、混んでいないこと(気兼ねなくトップロープが張れる)、などなど、実は考慮すべき点は多いのです。

今回は初日に七賢の岩場、二日目にひよこ豆スラブとひよこ豆が選ばれ、メンバーから大変好評でした。

 

さぁ、コメントが長くなりました。早速2通目のお便り、いっちゃいましょうね。

今年も岩に酔う2日間。多分今年で、8年目3回目の岩トレでした。何もできなかった入会初年度の岩トレを今でもよく覚えています。その夜の飲み会の悔しくも楽しかったことを。


一昨年、長いブランク明けにやっと来れた2回目の岩トレは、新人さんと関係をつくれたことに満足した時間だったことを。


3回目の今回は、ちょっとだけリードもできるようになった自分に喜びを感じ。岩トレ自体の運営も、会員の増加に応じて改善されてきていることも感じたり。山を仕事にする夢を叶えた人の嬉しい報告を聞いたりもできて。山と岩とそこに集う人に、酔っ払うことの幸せを感じた2日間でした。


細かいことはいいからさ。ずっと毎年とか贅沢言わないから。来年も来たいな、って思う岩トレでした。

 

何だか酔っ払いながら書いたのでは?と感じたあなた、感性鋭い! そのとおりです。

来年も来たいな、というこの一言。企画した側としては何よりも嬉しい言葉ですよね。

あとこのね、真ん中あたりに書かれている、「長いブランク明け」っていう言葉。皆さん、聞きました?ここでは多くを語っていないですが、人生の悲喜交々(こもごも)がこの8文字に凝縮・集約されていますね。詳しくは直接お便りをくださったくままで!

 

さぁ、さくさく3通目。こちらは、何やら不思議なタイトルがついているので、タイトルからご紹介しましょう。「手応えと課題」

手応えと課題、って(笑)。何でしょう、さっそく読んでみましょう。

手応えと課題を感じ、充実した岩トレだった。

<手応え>

確実性の向上:Day1朝イチで「ブラックカーペット(5.10a)」をオンサイトした。2日間通して岩の観察、偵察の精度が高くなったと感じた。

グレード向上への光明:トップロープだが、これまでほとんどトップアウトできなかった5.10cを比較的スムーズにトップアウトできた。Day1「サンダークロウ(5.10c)」は2テン、Day2「朝の光(5.10c)」はノーテン。

スラブの足使い:Day2「小川山ファーストステップ(5.10b)」と「朝の光(5.10c)」のトライでスラブに立ち込む感覚が向上したと感じた。


<課題>

Day1「雀の涙(5.11b)」は離陸できなかった。Tomのトライを見た後に同じムーブを試したが足に乗れず、技術またはバランス感覚が足りないように感じた。


<その他>

全班集合後の段取りに無駄がなく、担当の御三方の工夫に感謝しています。(集合遅れてスミマセン。)写真からも楽しい雰囲気が伝わりますね。

 

まさに継続は力なり!あの悪名高い小川山のスラブ。それも5.10cときたら、おいそれと登れるものではないです。それを初トライでノーテンションでトップアウトとは!!まるひの日頃のたゆまぬ努力の賜物ですね。スラブに立ち込む感覚が身につきましたか!!こうなるとクライミングがますます面白くなります。どんどん精進なさってください!

 

おぉ、ここで、最後に2通、入会3年目の方からもお便りが届いていますねぇ!3年目といえば新人指導をバリバリ引き受ける立派な中堅。どんな厳しいコメントが書かれているのか、 興味津々です!早速読んでみましょう!

 

まずは、りょうからのお便り。

3年目の岩トレ、なんだか渋めのメンバーの班で楽しんできました笑


少し前までトップロープを張ってもらうばかりでしたが、今回は張る側になったのが感慨深かったです。仕事にかまけてジムも外岩も最近はほとんど行けておらずですが、思いの外リードで登れて一安心。アルパインや沢でもっと安定感を出せるように、そしてなによりフリーも楽しいので、外岩に行く機会も作っていきたいなと思った岩トレでした!

 

改善要望:

特になしです!岩場のグレード感がちょうど良くてとても楽しめました!

 

なんだか渋め、、、確かにこのグループは渋いメンバーばかりでした。特に誰が一番渋かったかといえば、、、、いや、やめておきましょう。

トップロープを張るのは入会2年目、3年目のお仕事ですね。しっかりとりょうはその大役を果たしていましたね!

登攀力は落ちるのはあっという間、戻すのにはその数倍かかります。これからもどんどん外岩を登ってください〜スピードと、そして安全につながります!!

 

続いてさだからのお便り。

楽しかった!それが一言目であり全てである。


二言目、終始不安だった。 週三〜四ジム練して臨んだ23年岩トレ、ラストトライで怪我をしてしまい、そこからサボりにサボって一年ぶりの外岩。登れないことはわかっていたが再発するのではという不安と恐怖がクライミング中常時あった。その不安は拭えていない。


三言目、過去三回の中で一番学べた。 過去二回は「どうやれば完登できるか」がテーマだったが、今回は「どうやれば怪我なく終えられるか」をテーマにした。現時点ではこの考え方が合うと感じているため追いたい。メンバーからのアドバイス、見て得た気づきもこの立ち位置からだとしっくりくることが多かった。体の使い方等。次のステップに進むまでこの考えで行こうと思う。怪我の功名としていきたい。


四言目、あともう一本登りたかった。 天候なので仕方がないと納得しているが、掴みかけている何かが本当に掴めているか腹落ちさせるためもう一本だけという気持ちが強かった。石田登山塾で習った「グレードを上げるのではなく、楽に登れるルートをひたすら反復練習」今回は本当にこれがやりたいと思った。「また山においでよ」と言われていると思い割りきります。


最後に、楽しかった!頂山の会最高! 

 

なんともはや。楽しさと悔しさと次への意欲にあふれるお便りですね……

いろいろな意見をありがとうございます!さだが怪我をした去年のラストトライ、すぐ横にいたのでよく覚えています。怪我はつきものとはいえ、慢性化してしまうと終始気になりますよね・・・「どうやれば怪我なく登れるか」のテーマは怪我をしていないメンバーにとっても永遠の課題。皆さんもぜひしっかりと向き合ってください!!

そして2回も「楽しかった!」とのコメントをいただきまして、企画側冥利に尽きるとはこのことです。

 

さぁ、皆さんのお便りを徒然(つれづれ)なるままにご紹介してきましたが、この頂アワー(タイトルを今決めました)お楽しみいただけましたでしょうか? ^ ^ これからしばらく、小川山や瑞牆山が気持ちのいい季節です。みなさん、また近々お会いしましょう〜☆☆


Date : 2024/05/18-19 
Member : TAK、くま、まるひ、りょう、さだ、Tom
Author :Tom

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