軍刀利沢 沢リーダー 講習

2024-08-13

00_会山行 06_沢登り f_奥多摩・高尾

Date : 2024/7/27
Member : まり、フジ、組長、まっちゃん、じょーじ、のん、よっしー、イチコ、もちもち、ちえ蔵、うの、さだ、木村
Author :木村

去年に引き続き、南秋川軍刀利沢で沢リーダー講習を実施した。大人数のため2班に分かれての講習となった。

このところ猛暑+夕立となる日が続いており、この日も午後に天気が崩れる予報であいにくの天気であるが、講習的には最高の日!僕はC班でA班の先行を待つ間に、まずは降雨後の増水に備えてエスケープルートの確認から始まる。地形図を見て登れそうな斜面や尾根を探す。沢沿いは割と傾斜があり、スムーズに登れそうな箇所が限られている…。天気が崩れるまでにそこまでは行けるでしょう、ということを確認。


そして沢登り開始。水は濁っていた…。

へつる練習をする人と泳ぐ練習(手だけ)する人

つっぱり



滑落防止のため、ロープの使い方を確認する。通常の上下移動に対する確保(+アッセンダーを用いた中間者の確保)、高巻き時のトラバースにおける水平移動に対する確保など。また、その際の支点構築方法や肩がけ等ボディビレイの方法も確認した。

セカンドのビレイについては、通常の下降確保器を用いたダイレクトビレイの方法にも加えて、ロープの流れも考えつつ、落ちて振られて水流に落ちる可能性がある場合には速やかに下ろすためにエイト環を用いる方法なども説明を受けた。





大きく巻く際には地形や沢の向きを確認し、再入渓する場所をイメージする事も大事。沢から離れすぎてしまったら面倒…。


さて、遡行は雨に降られることなく無事終了。下山時にはちょっと雷が鳴っていたものの、大きく雨に降られることもなく全員無事に下山。沢講習の良い一日でした。


受講参加者の感想:

さだ:
皆様ありがとうございました!
初沢リードに初支点構築、初セカンドビレイ、初自分のスリング使用とテンション上がりつつもパニックでした😰
とても勉強になりました。
まだ消化できていないのでしっかり復習します🙇

じょーじ:
昨年に続けて2度目の受講でした。
昨年できなかったことができるようになってる喜びと、良いリーダーとしてまだまだ学ぶべきことがあることに気付かされる1日でした。
安全にパーティを下山させられるリーダーになれるよう、普段フォロワーとして参加する山行でもリーダーだったらどうするか…など意識を持って楽しもうと再確認しました!!

うの:
本日はありがとうございました!
準備不足から始まり(本来準備できてないなら行くべきではないのですが…💦) 支点構築の考え方、地形の見方、見るタイミングなど、考えたことはあるけど実際にやってみると非常に難しかったです。
いつになってもリーダーをできる気がしない、と思っていたのが、経験を積めばできるかも?に変わり、少し前進できたように思います。

今後ともよろしくお願い致します!

のん:
今回は貴重なお時間を頂き、どうもありがとうございました!

リードができるかはともかく、地形やエスケープルートなど現場判断につながることを学べてとても良い経験になりました。
仲間にも共有して、今後に活かそうと思います。

機会があれば、ぜひご一緒させて下さい。よろしくお願いいたします🙇‍♀️


イチコ:
皆様、昨日は沢講習、どうもありがとうございました。
−−−−−
多々教えていただいた中で、特にリーダーをするうえで大切と思った点は以下2点でした。
・エスケープ想定と現地チェック
正常時のルート読図予習だけでなく、エスケープ路の想定読図も予め行い、例えばエスケープ下降時の渡渉地点等を現地チェックしながら遡行すること。
・フォローのための中間ランナー
今まではランナーの取り方、今落ちたらどうなるか?とロープの流れが悪くならないか?に意識が向きすぎていた。加えて、フォロー(アッセンダー含む)が適切な登高ラインを辿りやすいか?という観点も持つこと。
−−−−−
今後も経験を重ねながら、安全な沢登りを実施できるようにしたいと思います。



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