小遠見山_山スキー

2025-01-05

03_積雪期 10_BC l_北アルプス



Date : 2025/01/05
Member :えりな、じょーじ
Timeline :9時頃エスカルプラザ→ゲレンデトップ9:45→小遠見山11:30→1700mあたりの尾根先とゲレンデトップを3往復→エスカルプラザ14:30
Author :じょーじ

遠見尾根
サクッといけるBCはじめとして選んだのは遠見尾根。むかし初めてガイドBC山行で連れて行かれたのが五竜47のゲレンデトップから少し登るこのコースだった。
ゲレンデも楽しそうないい天気
ゲレンデトップについたのは10時前で、雪山登山のスノーシュー、BCスキーヤーボーダーのトレースはバッチリ。1700mの尾根に乗るまではふわふわのパウダーに引かれた足跡の平行線を歩く。
ばっちしトレース
尾根に乗ると五竜の方まで見えて気持ちいい。
一ノ背髪・村尾根の分かれあたりまでくると、雪が風に叩かれてパックされていたりウィンドローディングでシールが効きにくかったり、少し巻き気味にほんの小さな雪庇に乗り上げるような箇所があったりとハイクアップに慣れていないと少し歩きづらい。
この辺ですれ違った地元の親子BCスキーヤーは平川の方へドロップし楽しそうにスプレーをあげてた。すごいスピードで追い抜いていった写真家?の強そうなお兄さんお姉さんが天狗岳方面犬川へ落とそうと狙っていたりしていた。
えりなさんにとって今シーズンのBCはじめな山行でもあるので、私たちはまったり尾根通しの山行。美味しそうなパウダーを目の前にしても計画にない行動はしない(安全第一)。
トレースはバッチリなものの少し歩きづらい。
八方の方がかっこいい。
振り返ると頸城・妙高の方まで綺麗に見える
ここまで来ると小遠見山まではもうすぐで、あっと言う間に山頂。風がそこそこ強かったので早々にシール脱いで滑走モードへシフト。
五竜山頂の方へ抜ける風が痛い
向かい風と緩やかな斜度で止まる
一ノ背髪・村尾根の分かれあたりまでの尾根上はモナカ雪とまでは言わないが、表面が叩かれてて面白みがないのでさっと通過。標高が少し下げ尾根から斜面に降るとやわらい雪になる。
尾根から10m外れるだけでクリーミーなパウダー。
パウダーをいただきながら1700mくらいまでの尾根の端までくるといい感じのおひる時間。テルモスのお湯でまったりカップラランチ。
カレーうどんがうまい。
食べ終わってもまだ12時過ぎ。このままゲレンデベースまで降りてしまっては味気ないのでゲレンデトップから1700m地点あたりまで何回か回す。標高差は150mもないが、あまりここを狙ってくるスキーヤースノーボーダーも少ないので面ツルが残っている。
程よい斜度と樹林間隔
この日は薄い高層雲がかかっていて雪面が日射で溶けていなかった、午後もそんなにコンディションは悪くならなかったのは嬉しい。気持ちよく2回登り返してから下山。あとこのコースはゲレンデトップからエスカルプラザまで地味にのが辛いところ。BCはじめのえりなさんは途中からつらそうにしていたが気合いで滑っていた。流石である。(ガイドできた時私も子鹿のようになっていたのを思い出した笑)
ご褒美クレープ


遠見尾根は数年前の会山行の泊雪山ぶり。同じコースでも人数も行程もスタイルも全然違うのでそれはそれで楽しい。このルートは危ない箇所も少なく、登り返ししても1日で600mほどの獲得標高で、かつそんな人がいない気がするので周りを気にせず滑れる。山スキーはじめやビギナーにピッタシの山だと思う。
個人的には遠見尾根・八方尾根エリアは滑れるところ盛りだくさんあるが雪崩リスク評価がうまくわからずであまり入れていない山域。いつか武田菱稲妻ルートを滑ってみたいものだ。

おわり。

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