Member : すぐりん・カッキー・コカッキー・まみ(記)
初いわき・青葉の岩場へ行って来ました。
朝6時半にカッキーズが迎えに来てくれ、事故渋滞で10時半すぎに岩場下の駐車場に到着。いわき湯本ICから岩場までのアプローチは、そんなに難しくないけれど、人の話し声につられ、なんとなく踏み跡をたどると、ちっぽけな尾根に出た。どうやら道を間違えたらしい。
岩に沿って竹やぶを歩くと「展望台」に到着。かなーり長いチョンボ棒があり、みなアップで『こダヌキポン(5.8)』などをトップロープで登るも、前日に雨が降ったらしくポッケが湿っていて、なんだか気持ち悪かった。
「南のエリア」にも行ってみた。こちらは展望台より乾いていて気持ちがいい。『両手にヘビ(5.9+)』『春らんまん(5.9)』などまったり登る。『両手…』は1本目に残置ヌンチャク有り。『春らんまん』は、かなりボルトの数が多い。
下山後、湯本駅前の「みゆきの湯」へ行った。新しく安くて(220円)、気持ちのよいお風呂。駅前の駐車場も安い。この日は湯ノ岳山荘のバンガローに泊まった。山荘の管理人さんが「今日はバンガローじゃ寒いだろうし、本館で泊まったら?」と言ってくれる。本館はあまり新しくないけど、暖かくトイレが部屋から近いと言う。バンガローはどれだけヒドいんだろうと思って行ってみると、かなり新しい上、毛布や枕もあり、畳もキレイで、トイレも水洗。普段見慣れた山小屋と比べると豪邸並み。管理人さんは親切だし、4人で行くと宿代一人1,000円強。良いところだ。
2日目は南のエリア2に直行。アップの後、『シーラカンス10d』『カブトガニレフト10d★★』。どちらも、ガバだと期待してつかむホールドがことごとくガバでなかったり、ホールドが少なかったりで、難しい。私は途中でリタイアしたけど、みんなでああでもないこうでもないと、励まし合いながら登るのは楽しいな。『菊のてんぷらレフト5.9+』は、1本目のホールドまでが遠かったり、上部は手がかりないし、なかなかいやらしい。
青葉は、全体的にとても適度に整備されていていた。ビレイヤーの足場や休憩用には地面がならされ、アプローチの道も、生えて来たばかりのタケノコが歩道を覆い尽くさないよう、若いうちに刈り取っていたけれど、必要以上には手を加えていないと感じた。地元の方々が適度に管理をされていることが、とてもよく伝わってきた。自然林もとてもきれいで大変よい岩場でした。
※この時期は、ケムンパスが多く、岩の上で遭遇&挌闘することも多々。要注意。高さがないので、かぶったルートでなければ30mロープでOK。