Member : さとこ、ナシ、なっちゃん、ちえ蔵(記録)
Timeline :
Day1 渋の湯(11:40)~賽ノ河原~高見石小屋(14:10) 幕営
Day2 高見石小屋(06:50)~白駒池(07:15)~茶臼山(09:35)~縞枯山(10:45)~ピラタスロープウェイ(11:30)
12月25日、渋の湯に着くと、小雪が舞い、空は一面グレー。風も冷たい中、一路高見石小屋を目指します。茅野駅発のバスは臨時便も出て2台となりましたが、ほとんどの登山者さんは黒百合ヒュッテを目指したようで、高見石方面へは、先行するうっすら残るトレースと、私たちのみでした。
高見石小屋までは約2時間半の道のり。樹林帯の上空では、びゅーびゅーと風が吹いていますが、木々に守られながら、静かな雪道を歩きます。
しかし、賽ノ河原に入ると、ゴロゴロとした石が広がる河原を歩くため、風を遮るものがなく、時たま強風に身体を持っていかれることもありました。所々、石に赤マークが付けられ、赤旗もあるのですが、石のマークが雪に埋もれてしまうと、濃霧の時は道迷いに要注意なところだなと感じました。
【賽ノ河原】 |
無事、高見石小屋に着くも、あまりの寒さに、暖炉と甘酒・おしるこの誘惑に負け、まずは小屋で休憩。その後、スノーシューを楽しみに来たというおじさん5人組みが小屋に到着。本日のお客さんは以上。
【手作りリーフ】 |
その後めちゃくちゃ寒い中、ガッツでテントを二つ張りました。片方のテントに集まって、夕飯は、クリスマスを意識しビーフシチューとシャンパン、ベイクドチーズケーキ(もちろん市販)です。寒い寒いといいながら、しっかり冷えたビールも美味しかったです。
ふた手に別れ、就寝。マイナス17,8度まで下がったこの夜は、寒くて眠りが浅かったです。
12月26日、白駒池経由で茶臼、縞枯を目指します。前日よりも風は少し弱くなりましたが、相変わらず、景色全てがグレーです。白駒池は、凍って雪原になっていました。自分の体重で氷が割れては困るので、池には降り立ちませんでしたが。
その後、閉鎖された国道をスタスタ歩き、麦草ヒュッテで一休憩。茶臼山の登りはちょっと辛かったです。南八ヶ岳が一望できる場所まで行ってみますが、ただひたすらグレーでした。
12月26日、白駒池経由で茶臼、縞枯を目指します。前日よりも風は少し弱くなりましたが、相変わらず、景色全てがグレーです。白駒池は、凍って雪原になっていました。自分の体重で氷が割れては困るので、池には降り立ちませんでしたが。
【雪原な白駒池】 |
縞枯山からの急坂を、ダーっと下り、縞枯山荘付近に来ると、ピラタスロープウェイから上がって来た人々が増えてきました。
ロープウェイ山頂駅に着き、北横岳まで足をのばすかどうか迷いましたが、眺望も望めないため、暖かな山頂駅休憩所で、ホットなドリンクとこけもも大福で締めくくりました。
寒波襲来の中、樹林帯に守られながら、八ヶ岳の寒さを痛感した山行でした。