マスキ嵐沢

2013-06-16

00_会山行 06_沢登り g_丹沢

Date : 2013/06/16
Member : 組長(CL)、ちえ蔵(SL)、のり、まり、つーく、まいまい、akko、フジ、ゆん(記録)
Timeline : 830 大滝橋バス停 ~ 900 入渓点 940 ~ 10m涸滝 ~ 稜線 ~ 1730 西丹沢自然教室


7月の会山行は、西丹沢のマスキ嵐沢での沢登りに行って来ました。ロープワーク、懸垂下降、読図などについて、実践しながら勉強することができました。

この日の天候は2日前までは曇りとの予報でしたが、前日に雨の予報に変わりました。
小雨程度でしたので決行となりましたが、沢では鉄砲水などの危険性があるため、雨の量や場所によっては中止することも多いとのこと。
830に大滝橋バス停に到着し、入渓点までの道中から見える沢の流れは茶色く濁っておりちょっぴり不安。。
入渓点に到着後は、ハーネスや沢靴を装着して準備を整え、組長から地形図や遡行図の見方や高度計を使った現在地の把握の仕方、沢での歩き方などについてレクチャーしていただき出発です。

歩き始めは沢靴の感覚が分からなくて何度も足を取られましたが、「水際より水流の中の方が滑らない」「靴裏が接地する面積が広くなるように歩く」などのアドバイスに従って歩けば滑らないということを体感してからはしっかりと歩けるように。


どうにも登れず魚釣りのように釣られて登らせていただく…。
 
みんなで読図の練習。

二俣に分かれる場所では、地形図、コンパス、高度計を使って読図の練習をしました。
展望のない沢登りでは、高度計を使った現在地の把握、支沢の同定、ルート選定など様々な場面で必要になってきます。

逆くの字に曲がった8mの滝では、フィックスロープでの登高練習。
先日の岩トレでもロープへの設定の仕方だけは練習したのですが、くるくる巻いただけで本当に体を預けられるのだろうか?と思っていたのですが、今日実際に体験したことによりその安心感を体感できました。
 
フリクションヒッチを設定し、登っていきます。

5mの滝では懸垂下降の練習です。足元が崩れやすく、私も落石を起こしてしまいました。
落石をさせないことが第一ですが、もし発生してしまった場合には大きな声で下にいる人に知らせることが重要です。
特に沢では水流の音が大きくて、声が通りにくいので余計に注意が必要だと思いました。
 
エイト環を使った懸垂下降の練習

最後の10m滝は大苦戦。。
さっきまでの雨で水も涸れていなかったため、顔面から滝の洗礼を受けることに…。
しかしながら何とか皆の手を借りながら登りきることができました。
 
お助けマンありがとう!
 
これでもう一安心。楽しそうな二人を微笑ましく見守る。

最後はツメを登って稜線にあがり、権現山廃道を使って西丹沢自然教室に下山しました。
 
距離は短いけど辛いツメ。

今回の山行を終えた今、なぜ皆が夏は沢ばかりに行くのか、ちょっぴり分かった気がします。

初めての沢登りで周りを見たり写真を撮る余裕すらなかったのですが、こうして写真を見てみると、皆がいろいろな場面でフォローしてくれているのが分かりました。

読図の仕方や登り方でアドバイスをくれた方、足を下から持ち上げてくれた方、上からザックを引っ張ってくれた方、スリングを垂らして上から引っ張ってくれた方…。

ものすごい安心感をもって今回の沢登りに参加できたことを感謝すると同時に、経験と勉強を積んで自分も誰かに安心感を与えられる存在にならなければと、気持ちを新たにいたしました。
楽しかった~♪
 
リーダーを務めてくれた組長をはじめ、初心者の私をフォローしてくださった皆さんありがとうございました!

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