木曽御嶽山

2014-03-30

03_積雪期

Date : 2014/03/29
Member : テトラオドン、まり、すぐりん、とも、ogurat、組長
Timeline :御嶽スキー場ゴンドラ終点駅0838~1126大滝頂上~1152御嶽頂上~1358ゴンドラ終点駅




春麗ら。
遠い遠い木曽御嶽山まで足を伸ばしてきました。









木曽御嶽山は4度目の挑戦?!
霊峰御嶽は、ボクという廉潔さとは無縁の人間をこれまで拒絶し続けてきた・・・。
この山に来るとなぜかいつも嵐が来る。
これまでは一人で来ていた。だから・・・???
今回は、ご一緒した皆さんの良心で御嶽は初めて心を開いてくれました・・・。




まあそんな山にまつわる個人的なストーリーなんてどうでもいいから!なんて最近よく言われるからここらへんで。




今週も上越のサブプランです・・・。


慌ただしく都内を出発して、一路木曽路へ。
明日の朝と行動食を買わなければならない。コンビニに寄らなければならない。コンビニは国道沿いにいっぱいある。でも結局、寄れずに、全て通り過ぎて、御嶽スキー場へ。明日の飯はなしだ。何でコンビニに寄らなかったのか。理由は分からない・・・笑。


先に到着していたすぐりん、まりさん、oguratさんと合流。
明日に備えてさっさと眠る。周りは、スキー・ボードの皆さんが同じく車中で寝ているようだ。
テトラ兄さんとは久しぶりの山行だったが、いろいろと近況報告ができて良かった。


翌朝。
駐車場から眺める中央アルプスがまぶしい。
良い天気。気温高し。
朝食抜きのボクをみかねたテトラオドンさんが、愛妻弁当を少し分けてくれる。クマモンの顔入りのキャラ弁!!!
幸せって、こういうことなのかな・・・笑。
せめて、ふなっしー弁当くらいでいいから、作ってくれる人がほしい・・・笑。


今日は観光気分だから???、アプローチはゴンドラを使わせていただく。山ヤ失格???いいじゃない人間だもの・・・。
一気にドカンと2256m。
ここからスキー客は下ってく。僕らは登ってく。今日一日を最高に楽しむには、たぶんスキーはいてゲレンデで遊んだ方がいいような気がしないでもない。山ヤ失格???いいじゃない人間だもの・・・。
出発

お邪魔しまーす



少し下って入山口の立派な鳥居まで来ると、眼前にめいっぱい御嶽の雄大な山容が広がっている。デカイ山だ。日ごろは全く信心なんてないボクでも、こうやって目の前に御嶽を眺めると、神々しさを感じたり、畏怖を感じたりするもんだ。自然の圧倒的な姿に、人智を越えた存在に、証明抜きの断定を感じたくなるもんだ。
ほかの宗教は全くダメでも、山岳信仰は何か分かるような気がする。
ま、、登ってくうちに人工物の多さに少々うんざりするんだけどね。山の本来的な神々しさと裏腹に、人間のやることは・・・。


そんな感慨はともかく、みんなしてでっかい山の懐に飛び込んでく。
まり姉さんは、いつものように快適に飛ばす。テトラオドンさんはいつものようにでっかいカメラをぶら下げる。oguratさんは、じゃがりこを頬張る。すぐりんは、涼しい顔して登ってく。ともさんは、一人バテる・・・笑。まあ徐々に体力をつけていきましょう!!
山は良いね。ほんとに良いね。最近つくづくそう感じるね。


天気は良いが少し雲が広がってきた。遠方には中央アルプスや南アルプス、八ヶ岳、北アルプス、恵那山なんかが広がっているが富士山までは見えない。でも最高の景色だ。雪は多いのか少ないのか分からないが、気温高く、少し緩んだ雪は、カチカチにクラストした独立峰のイメージとは程遠い。とても登りやすい。他の登山客も多い。
懐の大きな山だ
思い当たる節がある人この指とーまれ・・・

ずーっと上り


8合目だか9合目だか、いくつもの鳥居や石室やらを通り過ぎ、大滝頂上へ。目の前には、御嶽頂上。
アークテリクスと中央アルプス

変な卑猥な(と感じるのはボクとoguratさんだけですが)オブジェを通り過ぎ最後の登り。ともおじさんは相変わらずしんどそうだ。
青年よ、何を思う

冬の間、ご苦労さんです

そして頂上の神社へ。目がピカーンって光ってる怖いおじさんがこっちを睨んでる。
誰かに見られている気がする頂上。。


頂上からは、360度の展望が広がっているけど、少し雲が多めだ。悲願の御嶽登頂???まあ、そんな感動的な感じはなかったけど、独立峰らしい眼前の解放感は、いつまで眺めていても飽きない。みんなが帰るよーっていってもしばらくそこにいた。

後ろに北アルプスさんも見えますよ


帰りは、しまった雪面をテキトーなとこ選んで、下る。快適だー。膝に優しい。
滑りたい人は滑る。駈け降りたい人は駈け下りる。好きなようにすればいい。途中からクラックが増えたので、ハイマツ帯に逃げた。たぶん今日の雪の感じでは危険性は少ないだろうけど、少しでもいやらしい感じを察知したら、その自分の素直な本能に従うようにすべきだ。
下りは好きなようにやっちゃって~

平昌五輪の主役は君だ!!!


帰りもゴンドラで楽チン下山。
ゲレンデの脇を、颯爽と滑るスキーヤーやボーダーに暑苦しそうな視線を浴びながら、ノコノコ下るなんてまっぴらだ笑。


下山後、ちょっとした斜面で来週の山行に備え、まり姉さんに雪山ロープワークをレクチャー。こんなことぐらいしかこの人には勝てませんもの。。


下山後の温泉は、近くのこもれびの湯。500円。茶色の錆び臭いお湯。洗い場狭し。浴槽狭し。露天風呂、展望なし。
oguratさんやまり姉さんは、素晴らしい泉質だと。違いの分からないボクのような人間には、泉質なんてものはどうでもいいのかもしれない。ただ、広い温泉と快適な洗い場、爽快な露天風呂と欲を言えばそう壮大な展望。そして、広い脱衣所とごろっとできる休憩ルーム。山帰りに「秘湯」は要らない・・・。どうせ良さなんか分からないんだから・・・笑。


飯は、伊那の「青い塔」。有名なソースかつ丼の元祖たるお店。2回目。相変わらず美味い。ジューシー肉厚のカツがたまらない。しっかりと堪能して店を出る頃には、行列ができていた。
山に登り、温泉に入り、土地のモノを食べる。こんな幸せなことはない。


帰りは、遠いのはしかたないけど、渋滞がほとんどなかったのはよかった。


参加の皆さん、遠路はるばる御苦労さまでございました。ありがとうございました。そして、もうしばらく雪山にお付き合いくださいませ~


(組長)


























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