Member : ちえ蔵、センパイ(会員外)
Timeline :入渓0910~下駄小屋ノ滝0955~曲り滝1035~遡行終了1240~下山1440
Author :ちえ蔵
関東の梅雨明けも宣言されたので、奥秩父の竜喰谷にて、滝と戯れてきました。
竜喰谷の記録は、色々書きつくされておりますが・・・、東京は暑いので竜喰谷で滝登り。
一之瀬川本流にある竜喰谷出合滝の中段から竜喰谷へ。7月も半ばを過ぎての今季わらじ初め。沢靴に足が慣れず、わちゃわちゃしながら、進みます。差し込む光の美しさと沢の涼しさを感じながら、沢をしばし辿ると、第一のハイライト、「精錬場ノ滝」に到着。滝の右から登ります。
さっそく頭から水を浴びながら、水流の中を。一気に涼しくなりました。
精錬場ノ滝 8m 右から |
やがて前方に大きな滝が登場。竜喰谷で一番大きな「下駄小屋ノ滝」。
下駄小屋ノ滝 12m |
左のリッジから。黒光りしているけれど、ホールド、スタンスともにしっかりあり、快適です。途中の灌木でランナーを取って、上段部を丁寧な重心移動でへつれば、無事の滝の上へ。
続くナメやナメ滝をトコトコいくと、本日のハイライト、曲り滝に到着。
曲り滝 10m |
曲り滝を登る釣り師 |
先行する釣り師のお二人が登っていくのを眺めながら、しばしおやつタイム。
その後、右壁から取付きます。中段までは、しっかりしたピトンが2つあり使わせ頂きました。上段は、カムが効き、水流の中にもホールドあり。ヌメリは怖いけど、慎重に身体を上げて、滝の上に。
本日の釣果はヤマメ |
その後、釣り師さんに追いつく。遠巻きの覗いていると、本日の釣果、大きなヤマメを見せてくれました。釣りはこの辺まで、どうぞお先に。と先を譲って頂きました。ありがとうございます。
そのあとも、ここぞとばかりに水流を登って、盛夏の中の沢登りを堪能します。いい大人になっても、水浴びて、びしょびしょになれるって素晴らしいな。
スダレ状幅広の滝 |
csの滝 |
白いガレを過ぎると楯ノ沢と井戸沢の出合に着き、井戸沢を入ると、すぐに橋のかかる遡行終了点となりました。
遡行終了~ |
多くの方々がおススメする、竜喰谷。登れる滝が適度にかかり、滝と水と戯れることができる愉しい沢でした。入渓、下山も快適です。帰り道、東京都水道局さんの車を発見、思わず敬礼であります。