谷川、俎嵓、小出俣山

2018-04-24

02_残雪期 09_藪漕ぎ d_上信越

Date : 2018/04/21-22
Member : ジャスミン
Timeline :8:30->翌日11時
Author :ジャスミン


今年は雪が少なく、藪が多かったが、私のような初心者+αの人間にはちょうどよかったかも。
童心に帰り、藪を楽しんだ。ただ、日焼け止めを忘れた私の肌はまっかか。


21日
8時ぐらいのロープウェイに乗り、天神平へ。8:30ごろ出発。2,3月あたりと違い、人は少なめ。二時間半ぐらいで肩の小屋につき、そのままオジカ沢の頭に向かう。人はほとんどおらず、この後哺乳類にあったのはオジカ沢の頭手前であった一人だけだった。
昼前にオジカ沢の頭についた。少し降りたところにある避難小屋は健在。真冬に一度ぐらい使ってみたい。平標に行く道とおさらばして俎嵓への稜線に入る。雪が少ない。雪の少なかった数年前よりもすくない。というか、ほとんどない。しかし、笹の藪は快適で、楽しくて仕方がない。朝から快晴で360度遮るものがない。谷川本谷も、阿弥陀沢の源流も美しい。幕岩尾根が足ものにある。下から見るより寝て見える。いつか行きたいと思いながら、尾根を歩く。二度目の俎嵓なので、だいたい勝手はわかり、前回よりも苦労せずに歩けた。尾根の谷川側のへりがおおむね歩きやすい(笹薮で足元が見えないところがあるので、滑落注意)。川棚の頭を抜け、しばらく歩るき谷川本谷のコル手前で幕を張った(コルまで降りると雪面でテントを張ることになる)。笹の上は暖かく、寝やすかった。夕日を浴びた尾根は本当にうつくしかった。星を少し見て早めに寝た。


22日
 ゆっくり、起きて7:30ごろ出発。5分ほどでコルについた。数年前の秋に谷川からこのコルを抜けて阿弥陀沢に入ったが、その時このコルを超えた。よくこんな急な笹薮の壁を登ったものだ。小出俣山の登りは左の方から雪のあるところを登っていき稜線沿いを歩いていくと藪こぎなしにわりあいあっけなく小出俣山についた。だれもいない。独り占め。眼下に阿能川岳見える。次回はそっちをとおってみたいと思った。
(小出俣山山頂直下から見た俎嵓)

 ここからは藪尾根の下山。1500m付近までは道はなく、普通に歩いているどんどん左の方に行ってしまう。時々方向の修正をしながら、尾根を降りていき、林道を小一時間歩いて昼前に川古温泉についた。ここから、6千円ほどタクシー代を払って水上までいき、土合においてあった車についた。

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