Member : ちえ蔵、ワタ、Akko
Author : Akko
Timeline :
1日目:大日杉登山口 9:50~ 幕営地(地蔵岳と御坪の間)14:40
2日目:幕営地 5:30~切合小屋 9:10~飯豊山 13:00 ~御西小屋 14:40
3日目:御西小屋5:50~大日岳6:50~御西小屋~飯豊山~切合小屋~三国小屋15:00
4日目:三国小屋4:50~疣岩山~松平峠~弥平四郎登山口11:15
飯豊回顧録。だいぶ時間がたってしまったが、飯豊縦走について書こうと思う。なぜなら、この山行のあと、少なくとも3回は飯豊を南から北に抜ける縦走を企画したが、悪天により実現せず。そして、つい最近またしても計画していた飯豊南北縦走を悪天により断念したから。奥深い飯豊、なんとまあ、行きにくいことか。ということで、今考えてみると、このGW山行は4日間の晴天に恵まれ、貴重な飯豊縦走となった。そして、福島、山形、新潟にまたがるこの連峰、交通手段もなかなか大変。なので、ご参考までに記録に残しておこうと思い立ったわけ。
今回は山形側から飯豊に入ることにする。ちえ蔵とAkkoは、米沢行の夜行バスがとれたので、米沢から米坂線で羽前椿駅へ。かろうじて山形行の夜行バスがとれたワタは始発で山形から羽前椿駅へやってくる。ちえ蔵とAkkoは羽前椿駅でシュラフにくるまり、ワタを寝て待つ。羽前椿駅で合流後は、タクシーで大日杉登山口へ向かう。
1両のかわいい電車。行ってまいります!
大日杉登山口から出発
ブナの緑と残雪が美しいのである
地蔵岳までご機嫌ワタ
初日は、大日杉登山口から切合小屋まで、行けるところまで行く予定。出発が遅いこともあり、テントを持参。地蔵岳を過ぎたあたりは、飯豊山を目の前に臨み、ダケカンバが美しい平らな場所が続く。なんて、美しい、そして、なんて快適そうなテンバ。これって、ここに泊まれって言ってるよね?言ってる言ってる。ということで、そんな飯豊の語りかけに負け(応じ)、今日はここで幕を張る。
4日間これで足りるかしら?残雪の時期って、ビールを何本(そして、350or500)持っていくかが、この3人の最大の悩み
最高すぎるぜ、今日の宿。3人だけの最高のロケーション
飯豊をバックに調理兼宴が始まる
ワタの豆ごはんが美味しすぎて。夕・朝2食分と言われたのに、忘れて?
(いや、ちえ蔵は気づいていたらしい)食べてしまう。。。
(いや、ちえ蔵は気づいていたらしい)食べてしまう。。。
なんと美しき飯豊
例年より雪解けが早く、稜線も雪が離れて歩きにくい。慎重にルートを選ぶ。
奥深い飯豊の山
切合小屋のある稜線まで最後の登り
切合小屋を偵察するちえ蔵。テントをデポさせていただく
飯豊山登頂!
本日の宿 御西小屋 先に見えるのは、大日岳
夕焼け
こんな山の中にソロのお2人含め、総勢5名。贅沢の極み
今日も天気がいいぜ
大日岳を目指す
大日岳登頂!
ご機嫌ワタagain
不思議な虹も見たよ
4日目:ついに、下山の時がきた。
福島側の弥平四郎には、デマンドバスがきていて、タクシーなら1万円のところ200円で帰れる。ということで、弥平四郎に下りることに。三国小屋~弥平四郎までは、鏡山を通る稜線ルートと、トラバース気味の2ルートある。後者を選択したが、完全に間違い。途中から数時間、結構な傾斜の斜面のトラバースが続き、ずっとダガーポジション。。。これには、ご機嫌ワタもお疲れモード。200円のデマンドバスも、間に合わず、ごめんなさいの電話を入れ、とにかく慎重に下りる。雪のある時は、稜線ルートをとるべし。改めて学ぶ。
お世話になった三国小屋
今日も、ルート選びが難しい
ありがとう、飯豊。また来るぜ