Member : マッキー
Timeline :1日目黒部ダム7:46～内蔵助谷出合9:15～内蔵助平11:00～ハシゴ谷乗越13:00
～真砂沢ロッジ15:00
前夜に新宿から扇沢直行の3分の1密バスに乗り、気づけば扇沢
7:30の始発まで並びながらダラダラ過ごす。
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| 5:20 |
初扇沢なのでよくわからないが、お盆最終日な為か思っていたほど人は多くない。
バスに乗ってからはあっという間にダムに着く
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| 黒部ダム |
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| 下から見ると穴を開けられたシガンシナ区の扉 |
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| 復旧された橋。ありがたい。 |
至る所に大岩壁がある。
「これが黒部かぁ」と感じながら歩く。
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| 岩小屋の資材デポ |
内蔵助谷出合を過ぎると巨人が出現
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| 丸山東壁・黒部の巨人 |
このあたりから気温が上がり、熱中症との闘いになる。
体温を下げるために小さい沢に土下座をするかのように頭や腕を突っ込む。
暑さと脱水に喘ぎながらなんとか内蔵助平に着いた。
内蔵助平の水場はオアシスだった
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| 内蔵助氷河 |
テン場もいくつかあった
内蔵助平からはしばらくは枯れた沢を登る
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| 若干のとなりのトトロ感 |
ハシゴ谷乗越近くまで来ると急な登りになる
ハシゴ谷乗越の展望台からは剱・源次郎・八つ峰がよく見える
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| 内蔵助平と後立山 |
ハシゴ谷乗越の展望台からは剱・源次郎・八つ峰がよく見える
明日登る源次郎尾根の長さに驚いた
真砂沢ロッジに向けて下る。名前通りハシゴ多めだった。
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| ハシゴ谷橋 |
明日歩く剱沢雪渓の薄さを感じる
サラダチキンとアルファ米、しじみ汁で晩ご飯を済ませる。あの暑さで腐らないサラダチキンに化学の力を感じる。
真砂沢ロッジに到着
宿泊客、テン泊客は自分だけらしい
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| 石垣に包囲され強そう |
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| ディズニーランド |
明日は早いので18時に就寝。
2日目
1時に起床。テントの外は満点の星空というやつだ。
レトルトの牛丼を食べ、テントをしまい2:46出発。
しばらくは左岸を登る。時々雪渓の上に乗るくらいだ。
長次郎谷出合付近は情報通り割れている。
しかし、残念なことに長次郎谷出合近くで雪渓を渡らなければならない。
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| これが結構怖い。目でも実際これ位しか見えない。 |
真砂沢ロッジの人が雪渓の上はホースとピンクのテープを巻いた石を辿れば多分大丈夫と言っていた。一方で毎日のように状況が変わるとも言っていた。
ホースを辿っていたら、途中から雪渓が崩れホース宙吊り状態。真砂沢ロッジの人の言う通りだ。何とか別のルートを探し突破。
平蔵谷出合に着くころには明るくなってきた。
登山日和だ。
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| 1パーティ―が剱沢を降りてきた。 |
気合いを入れなおし、源次郎に取付く
しばらくは、沢の巻のような藪を登っていく
振り返れば、バキバキの長次郎谷出合
のんびり登っているとⅠ峰に到着
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| Ⅰ峰はまだ遠い |
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| 灰色の出合 |
剱岳まではまだまだだ。
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| カッコイイ山だ |
自分とさっきのパーティーしかいないので静かだ。
テントやアイゼンなどが入った20㎏近いザックで疲れたので岩のすき間に挟まりながら15分仮眠。
少し軽くなった体で再出発。
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| まさに八つの峰 |
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| テントもほとんどない |
Ⅱ峰での懸垂
熊の岩の上にはテントが2張あった。あの長次郎谷出合をどうやって突破したんだろう。やはり平日に八つ峰に取付く人は気合いが違うなぁ
この後はガレとチョイ岩登りを繰り返す。
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| -25m |
この後はガレとチョイ岩登りを繰り返す。
9:43剱岳山頂到着
初剱が天気が良い中で登ったバリエーションとは最高の思い出になりそうだ。
山頂からは海が見える。
これだけの高峰から海が見えると言うのは不思議な気分だ。
次は富山ブラックラーメンかな
後立山もよく見える
達成感、疲労感に浸り、十分休んでからダラダラ下山する。
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| 怪しげな雲もある |
気づかぬうちに、カニのタテバイ・ヨコバイを通過。
剣山荘のあたりから雨が降り出した。
山荘の人に明日の天気を確認するとイマイチらしいので、明日は称名滝に行かずに今日下山することを決める。
剣御前小屋から雷鳥沢キャンプ場までの下りは単調そして意外と遠い。
雷鳥沢キャンプ場から室堂までの最後の坂をヒーヒー言いながら登る
無事室堂まで下山し、濃厚な登山が終了。
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| 立山の存在感 |
剱立山は初めてくるエリアで新鮮で面白い登山だった。
長次郎谷、黒部の巨人、八つ峰、北方稜線、そこら中に目標にしたくなる尾根や岩がある。いつかは技術や経験を増やし行ってみたいところだらけだ。
P.S 下山後の富山グルメは美味しかった。
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| 白エビ天丼と白エビの刺身 |
