Member : わた、まほ、まり、バード、よっしー、マッキー、silver、トモキ
Author : まほ
今年はレスキュー講習のプロの先生にお越し頂きました。
事例をお話しいただきつつ、シミュレーションで実践をしました。
決して他人事ではなく、各々が様々な考えを巡らせたと思います。
まずはファーストエイドキットについてご紹介。
・ペットボトルの蓋に穴あけ、傷口用の水。
水道水等で対応(※沢の水とかは細菌がある可能性があるのでやめた方がいいかも)
伊藤園の蓋が穴あけの真ん中を抑えやすい。
・ツエルトの使用方
アライテントの二人用のやつで、実践。
ゆるい感じに仕上がりました。
・ビニ袋での保温
ボトムに穴を開けて、頭を入れてかぶる。
透け感が半端ないですが、保温力はなかなかある。
・搬送のリスクについて
昔の山岳事故では、重傷者の搬送により重症化していた。
できる限り動かさず、特に頚椎・首は動かさないように固定する。
落石や滑落のリスクがある場合のみ安全な場所へ搬送するが、救助隊が来るまで待つのがベター。
・寒冷障害対策
ウェア(特にインナー)は大事。これから山をはじめる人にはまずはインナーから。
熱量保持。行動食、非常食で摂取できるようにする。
雨+風速10m以上は寒冷障害のリスクが上がる。
・シミュレーション
グループでの登山中、男性一人が滑落。
木に引っかかり、いつ落ちてもおかしくない状況。(という程)
一名(まりえさん)が要救助者(バートさん)の元へ駆けつけます。
上ではビレイヤー(先生)が肩がらみでビレイ、3名が人間支点になります。
セルフを取ってから、要救助者をロープで確保し持ち上げます。
無事救出しました。