南八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳)縦走

2022-02-23

03_積雪期 05_縦走 i_八ヶ岳

Date : 2022/02/23
Member :こう(L)、ともき(SL)、やまひろ
Timeline :赤岳山荘(4:30)-行者小屋(6:50)-赤岳(9:40)-赤岳展望荘(11:00)-地蔵の頭(11:05)-石尊峰(12:30)-横岳三又峰(13:00)-横岳奥の院(13:20)-硫黄岳山荘(14:40)-硫黄岳(15:20)-赤岩ノ頭(15:40)-赤岳鉱泉(16:50)-赤岳山荘(18:17)
 
Author :こう


南八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳)の積雪期縦走に行ってきました。
厳冬期の八ヶ岳らしいすばらしい景色で、感動が止まらなかったです。

2月22日23時半に東日本橋を車で出発。
途中、高速のパーキングで仮眠をとりながら、美濃戸口に3時頃に到着。
チェーンを車に装着し、赤岳山荘の駐車場へ。
美濃戸口から赤岳山荘までの林道は、先週末には降雪によりスタックした車もあったようですが、除雪がされていて車の走行には全く問題有りませんでした。
装備を整え、4時半に赤岳山荘を出発、南沢経由で行者小屋へ。
週末の降雪により、もふもふの雪の中を歩くのは、テンションが上がる。
樹林帯から少し広くなったところに出ると、もう少しで、行者小屋だ。
行者小屋から文三郎尾根方面を見ると、阿弥陀がカッコイイ。
小屋前の気温計は-17℃をさしている。
補給を済ませ、アイゼン、ハーネス、ガチャ類を装着し、文三郎尾根へ。
右手に阿弥陀が近づいてくる。中岳沢方面への分岐はトレースもなく、阿弥陀北稜には誰も取り付いていないようだ。
さっきまでいた行者小屋が小さく見える。
横岳方面。大同心がカッコイイ。
赤岳山頂に到着!
展望荘へ。
展望荘から赤岳山頂方面。左端に富士山がくっきり。
海老の尻尾がたくさん。
地蔵の頭を後に日ノ岳へ。
鉾岳の赤岳鉱泉側を下るようにトラバース。
石尊峰に向かって。
横岳の主峰、奥の院に到着!
ここからの大同心の眺めは圧巻だ。
奥の院を後に蟹の縦バイ、蟹の横バイへ。
ナイフリッジ状の岩(ロープ使用)を通過して、奥の院を振り返る。
硫黄岳へ。
硫黄岳到着!
赤岩の頭から、樹林帯に入る前に歩いてきた山々を望む。
ずっと見ていたいと思わせるほど、美しい!
この後、赤岳鉱泉で休憩を取り、北沢経由で車をとめている赤岳山荘に18:17に下山。
(全行程約14時間)
雪はしっかりしまっていて、大変歩きやすく、厳冬期の八ヶ岳らしい景色を楽しめた山行であった。

〇コンディション
1月の会山行の際は、積雪が少なく、尾根沿いはところどころ岩が見えていたが、南岸低気圧が通過した後ということもあり、全体的に積雪量が増え、尾根も雪に覆われていた。
週末、横岳には登山者がはいっていたが、その後の降雪、風で、トレースが消えていて、ルーファイが必要な箇所がいくつか有った。
一般縦走路とはいえ、積雪により鎖は雪に埋もれている為、鎖に頼らないしっかりしたアイゼンワーク、ピッケルワークが必要。
安全確保の為、蟹の横バイ直後のナイフリッジ状の岩のトラーバースのみロープを出した。
風が強い事が予想されたが、硫黄岳山荘の周辺のみであった。

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〇下山が2時間遅れた事について
スタート時間が30分遅れた。
景色を楽しみ過ぎた。
横岳は慎重に通過した為、時間を要した。

緊急連絡を引き受けていただいた、まりさんに心配を掛けてしまいました。
赤岳鉱泉は電波の入りが悪いことは、把握していたので、少なくとも赤岩の頭から樹林帯に入る直前で、状況報告を入れるべきであった。

































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