Date : 2022/2/2
Member :ひがし、マッキー(L)
Timeline :4:07八ヶ岳山荘~6:48行者小屋~8:28主稜取付き~13:24赤岳山頂~14:15行者小屋~16:49八ヶ岳山荘
Author :マッキー

赤岳主稜に行ってきました。

前日の夜に八ヶ岳山荘の駐車場で車中泊。寝袋を忘れたので寒い。
天気は晴予報のはずが、雪。

4:07八ヶ岳山荘出発
この時間になってもまだ雪が降ってる。気温は-7度
今日はひがしの調子が悪くペースが上がらない。

6:48行者小屋到着
まだ、雪が降ってる。

-14℃の割には寒く感じなかった。

8:28主稜取付き
行者小屋から1時間くらいで到着。ガスと雪で文三郎尾根からは主稜取付きのチョックストーンが見えなかった。会山行のときに下見していなかったら、取付きが見つけられなかったと思う。
森林限界を超えると結構寒い。-18度くらいだったと思う。風がそよ風位なのが唯一の救い。
トラバース終えたところ

赤丸のあたりでピッチを切った

1P マッキーリード
チョックストーンは難しくはなかったがチョックストーンの上に30~40㎝積もった新雪を落とすのが冷たくて大変だった。
ロープが屈曲して重くなるので後続がいなかったり、時間に余裕があったら短めにピッチを切っていいかも。

2Pひがしリード
出だしは雪でホールドが隠されて登り辛そうだった。

3Pマッキーリード
寒くて早く進みたかったので雪稜と階段状をつなげてのぼった。階段状を抜けて数m進んだところの岩にスリングを巻いてピッチを切った。海老のしっぽに埋もれていて気付かなかったがこの岩にペツルのボルトが1つ打ってあった。

4Pひがしリード
のっぺりした雪稜。晴れていれば気持ちよさそう。
左の岩壁沿いにあるピナクルでピッチを切った。
この辺りでルートの中だるみ感と寒さ、セカンド引き上げで疲れ、2人ともちょっと飽き始める。
前髪とまつ毛が完全に凍った。

5Pマッキーリード
雪稜の続きとちょっと岩。
雪稜が終わってから岩を右から少し回り込むイメージでのぼる。クラック?チムニー?の真下で拳みたいな岩2か所を使いピッチを切った。

6Pひがしリード
クラック?チムニー?と雪稜、岩稜

7Pマッキーリード
ゆるいルンゼ地形の真ん中を登った。岩にスリングを巻いてピッチを切った。
このあたりで雪が止んで晴れ間がでてきたが、こんどは風がでてきた。寒さはプラマイマイナス、より寒くなった。

8Pひがしリード
一か所岩をのっこす。緩い岩稜。ピッチはここでおしまい。

13:24赤岳山頂
ピッチの終わりから5分弱歩くと山頂についた。

寒いので文三郎尾根から速攻下山。今回はさすがに道間違えなかった。



14:15行者小屋
午後2時でこの白さ

16:49八ヶ岳山荘着
明るい内に無事下山。
下山中は前日にテンホウの駐車場まで行くも蔓延防止の時短でおあずけをくらったため、ラーメンと餃子のことしか頭になかった。

そして下山後はテンホウで餃子とラーメンを食べました。
赤岳山頂から下山は調子の悪いひがしの分のロープをもったお礼にごちそうしてもらった。ご馳走さまでした。

ひがし、お疲れ様でした。


登り終えて思ったこと
・難しくはないが脆いので慎重にのぼる必要がある。
・オールナチュプロで行ける。今回は意識的にやったわけではないが、雪や海老のしっぽでボルトが隠されていたので結果的にオールナチュプロで登った。
・長い。感覚的には阿弥陀北稜を3、4つつなげて脆くした感じ

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