沢上谷(ソウレダニ)

2026-07-07

01_無雪期 06_沢登り

Date : 2026/07/07
Member :ハート、くま、J、たか、みっつ、かず
Timeline :0921入渓点ー1025五郎七郎滝ー1136岩洞滝ー1236蓑谷滝
Author :かず
(写真には目立たないように隠れている生き物がいます)

素晴らしい沢に行ってきました!
今回行ってきたのは沢上谷(ソウレダニ)です。

筆者は、沢初心者。
沢経験は数回です。当会に入る以前、行ったことがあるのはいずれも丹沢の沢であり、ヒルくん達への献血ボランティア活動の実績しかありません。

(もうこんな劣悪ボランティアは懲り懲りだ。。。どこか綺麗な沢へ行きたい。。。)
と思っていたところで、この度お誘いいただき、連れていっていただきました!

なお、今回はド平日山行(月曜日前夜発、火曜日決行)です!!
それにもかかわらず、6人もの社会人が集まり、素晴らしい限りです。
平日登山を盛り上げていきましょう。

概要



●ルート概要
三つの大滝が見所です(Google Mapにも景勝地としてスポット登録あり)。
また、それに限らず綺麗なナメが続くので、飽きることなく終始楽しめます。難しい滝登りもありませんので、筆者のような初心者でも楽しめます。
ロープは一箇所だけ念のための確保で出したのみです。
靴について、履き比べましたが、ラバーの方が歩きやすい気がしました。
なお、ヒルには出会いませんでした。

●アクセス
車2台で向かいました。
入渓地点と脱渓地点に車をデポ。

入渓


(駐車場からすぐ入渓です)


(入渓地点からすぐナメが始まります!)


(こんなナメがいっぱいです。とても気持ちがいいです。ポカポカの太陽の下でお散歩気分。てか整備され過ぎてませんか。)


(ちゃんと遊泳スポットもあります!)

第一の滝 五郎七郎滝へ

(五郎七郎滝へ向かう枝沢出合いです。ここで念のためロープを出しました。)

(ロープワーク観察。。)

(ナメ登り!!)

(五郎七郎滝到着!!)
先輩のハートが、「泡拾い」をしています。

有識者ハート曰く、このような細かい泡が湧き立つ滝は珍しいとのこと。
たしかに観察してみると面白いです。スラブ状の岩壁の表面を、うすーく水がつたって流れてきています。そして、その岩壁の上には細かい岩の凹凸があるので、その凹凸に当たった水が細かく泡立っているようでした。

余談ですが、19世紀パリの「屑拾い」をめぐる文学社会学的研究書、アントワーヌ・コンパニョン『パリの屑拾い』(北原ルミ訳、名古屋大学出版会、2026)によれば。。。

「こうして、屑拾いの職は、今や稼げるものではなくなり、即座に消滅する運命だったとは言わないまでも、有機化学の発展以前に屑拾いの供給していた多様な産業が進歩を遂げたことによって、時代錯誤的なものになってしまった。」(同書、293頁)

「パリの屑拾い」ならぬ「”バリ”の泡拾い」は、果たして時代の荒波を越えていけるのでしょうか・・・

第二の滝 岩洞滝へ

この滝が一番感動しました。
神秘的な空気感を湛えています。


何の要素がこの滝を神秘的なものにしているのかと考えましたが、「慈悲深さ」を演出する様々な要素があるのではないかと考えました。

まず、滝の落ち口は、ここから水が落ちてくると分かるような地形構造をしていません。岩壁は高くそそり立ち、その上部は一定の水平なラインをとっております。
しかし、そのような岩壁の上部から、空中で細かい水滴となった水たちが、垂直に壁を伝うことなく地面へと落下しています。

水が落ちてくるような地形構造をしていないところから現れる滝というのはつまり、我々が期待をしていないのに与えられる水であるというわけです。
その上、その水量は「少なめ」(滝の裏側の岩壁が透ける程度)であることから、水の恵みの貴重さやありがたみを象徴することになります。
そして、その水が滴り落ちたその先には、緑の下草や苔が岩棚の上で穏やかに繁茂しているのでありますから、上記の写真は、まさに。

天から偶然に与えられた水により自然が繁栄する様を描く「慈悲深さ」の演劇なのです。(???)
(近づきます)
(滝の裏側へ。。)
(シャワー!!)

第三の滝 蓑谷滝へ

(見えてきました)
(到着!お昼ご飯)
(釣り師のたか。今日一番の大物!!大滝釜にて吊り上げました。)
(煩悩が流れていくのが見えますね。。)

大滝はそれなりに水量がありました。近づくと勢いありです。
大滝は左岸から大きく巻きます。
明瞭な踏み跡がありました。
高巻き後の下降点にもフィックスロープがあり安心して降りることができました。
(まだまだ素晴らしいナメが残っています)

最後のアクティビティ

三つの滝を観光してもう終盤です。
しかし、最後にとっておきのアクティビティが待っています。
天然ウォータースライダーです!
ここで滑ったり登ったり。。。
スッ
キュイーーーン!!
ギャッー
グギギギ.....
(最後は滝上で集合写真)

総括

楽しいことしかない沢でした。
このような事を続けていては罰が当たりそうな気がするので、次は苦しい事をしたいです。
筆者と同じような沢初心者の方にとっては「間違いなし」の沢なのではないでしょうか!
皆さんありがとうございました!

【おまけ写真】
カエルの式神を召喚したJ。しかしながら、パブロンをキメて入渓していた上、召喚に多くの体力を使ってしまったため、その代償として、今回の沢の記憶を失うとともに数日間寝込むことになる。
蜘蛛の巣で虫取り網を作った夏休みエンジョイのみっつ。
有識者のくまによれば本当に昔ながらの虫取り網の作り方らしい。
なお、帰宅後調べたら、激痛系ユーチューバーの平坂寛が「クモの網で魚を掬う」という記事を投稿していたので紹介する(https://dailyportalz.jp/kiji/150817194327)。
南西諸島に生息する「オオジョロウグモ」の紡ぐ糸は非常に頑丈で小鳥でさえ捕まってしまことがあるとのこと。おもしろいですね。



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