鹿島槍

2013-07-06

01_無雪期 l_北アルプス

Date : 2012/07/06-07
Member : のり、まり、akko
Timeline :7/6  柏原新道登山口(7:00)→ケルン(8:00)→種池山荘(10:30)→冷池山荘(12:30
7/7 冷池山荘(6:00)→種池山荘(8:00)→登山口(10:40

気が付けばもう7月、山も緑。東京では梅雨明け宣言もでる週末。これは、青空の後立山の稜線を歩けちゃうんじゃないかと期待して、のりさん、まりさんと鹿島槍に向かいました。が、後立山の稜線はいつものとおり半分しか姿をみせてくれず、いつものように(私個人的統計)雨に降られてしまいました。


夜中にレンタカーを扇沢まで飛ばし、柏原新道登山口前の駐車場ベストポジションに駐車して仮眠。朝起きると、車がいっぱい。でも、まだシーズン中の混雑とは程遠い静かな扇沢です。人もまばらな柏原新道を出発。今日はガスってるけど、明日は晴れ予報。明日はスコンと晴れるはずと信じて登ります。
柏原新道登山口前の駐車場
この時期はお花がたくさん。きっとこの時期限定の花がたくさん咲いています。里は真夏の気配なのに、山はつつじ、桜、新緑の季節。緑が美しい。針ノ木方面の稜線も見えているし楽しみながら登ります。
針ノ木方面

サンカヨウ

ショウジョウバカマ
今年は雪も多め
池山荘をでて、爺が岳に向かいます。爺は南峰、中峰、北峰あるけれど、今日はいまいち眺望もよくないので南峰だけ登ってあとは明日においておこうということになりました。なぜなら、この時点では明日は晴れと信じているから。私の中では、なぜかいつもぴったり半分ガスって、なかなかスコンと晴れた稜線をみせない後立山。明日こそはと期待しつつも、なぜか半分白い稜線が、趣があっていいのです。お気に入りの素敵な山域。
美しい稜線 
いつもくっきり半分ガスがかかるこの稜線
こういう日は雷鳥にあえます
冷池山荘とテン場は離れているので、山荘で休憩してから8分離れた(登る)テン場に行きます。風よけのない強風のテン場。苦労してテント二張り張り、あとは風に飛ばされないように横になって昼寝。中で寝てないとテントごと飛ばされそうだし。そして、15時過ぎには強風だけでなく、雨まで降ってくる。でもまだ、明日は晴れと信じて耐える3人。昼寝から目覚めて16時の天気予報をみると、なんと予報は一転、明日も朝から雨予報。どーするどーする?雨風の中テントで耐えても、明日の晴れた鹿島槍というインセンティブはない。ここは、大人女子の即決。撤収~!!   
飛ばされそう・・・
苦労して立てたテントをチームワークでちゃっちゃと撤収。冷池山荘へ。すいている時は広く使って下さいという寛大な小屋番さんのやさしいお言葉。来週の三連休は混みあうんだろうけど、今日はがらがら。3人でロフトつきの広い部屋を貸切。普通の民宿みたい。落ち着いたところで、まりさん特製麻婆ナスチャーシュープラス丼をいただく。すっごくおいしい。トイレまで遠~いテン場では飲めなかったビールも安心して飲めます。そして、外はゴーゴーのどしゃぶり。小屋のありがたみを感じつつ、ワイン、焼酎お湯割り、生姜湯それぞれお好みの飲み物をいただきながら、夏山縦走プランについて話します。
おいしい!まりさん特製マーボー丼チャーシュー入り。
翌朝、鹿島槍の双耳峰は姿をみせない。あまりに快適な小屋の布団で、つい二度寝したくなるだけど、がんばって起き、目覚めの朝ラーメン。おいしい!雨雨雨予報のため、鹿島槍は次回に持ち越し、本日はとりあえず下山。下山中も、たまに小雨になったり、一瞬景色が見えたり、たくさん降ったり。基本、しっかり雨山行。でも、こまくさや、木花シャクナゲなどお花を見つけて楽しい。鹿島槍は次回に持ち越しになっていまったけど、今回は夏山はじめということで、夏山縦走モードのスイッチをONにして、皆満足。薬師の湯でゆっくりして帰路につきました。帰り道も夏山プランで盛り上がります。行きたい山がもりだくさんで、週末と休みの数が足りてないという現実に気づく3人。


雨ですが、先に種池山荘がみえます。
雨ではあったけどやはり後立山は美しい。人のいない静かな時期に来れてよかった。そして、雨でも山にいけたことを喜べる人たちと一緒に山に登れることに感謝するのであります。また来ます 鹿島槍。

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