中ノ岐沢小淵沢

2015-07-20

06_沢登り c_日光・尾瀬

Date : 2015/07/20
Member : みもん、ちえ蔵
Timeline :大清水駐車場5:00~小淵沢入渓点6:20~3条直滝8:50~登山道~小淵沢田代10:00~大清水駐車場14:00


巷は海の日3連休ですが、仕事の都合で1日だけのお休み。デートのお誘いが来ないので(おかしいなぁ)、女子二人、尾瀬の癒し系デート沢に行って来ました。

前夜東京を出発。大清水駐車場は連休とあって、たくさんの車。

翌朝、奥鬼怒林道、小淵沢林道を辿り入渓点へ。小淵沢は下流にいくつかの堰堤があり、他の方の遡行記録も、大半は林道で堰堤を越えた地点から入渓。沢の半分くらい飛ばしてしまい少々勿体ないのですが、堰堤越えは大変かつ面白味が薄いようなので、本日もかっ飛ばします。

入渓してしばらく行くと、ナメやスダレ状の滝がお出迎え。6mスダレ状滝は水線左から。念のため&沢のロープワークの練習に、ロープ出します。
ちょいナメ
6mスダレ状滝
朝は曇天だった空も、青空が出てきて、森の中に光が降り注いできれいです。
15mスダレ状滝は、左岸のテラスに一旦上がり、そこからロープを出して灌木沿いに。

その後も登れる滝が続くので、ぐいぐい行きます。小淵沢はスダレ状滝が多く、美しいです。

最後に3条10m直滝到着。右から巻いて滝も終わり。
ここは右の巻き道を
すたすたと沢を詰めていくと、森の中からこちらを覗く、つぶらな瞳が。速攻でみもんを呼び、もふもふしたその生き物を確認してもらったところ、「あれはテンですね。毛色、大きさ、テンです。」・・・サスガです。
野生のテンに会えるなんて、しあわせだなぁ。
テンの写真は撮れず。森がきれい。

最後は少々笹薮を詰め、林道にぶつかり遡行終了。沢靴のまま、林道を歩いて行くと、湿原に到着、小淵沢田代です。ワタスゲが風に吹かれてそよいでいます。他に登山者はおらず、貸し切りの静かな湿原。遠くには三角定規のような四郎岳。木道にテンションがあがります。
ワタスゲの揺れる小渕沢田代
アワフキムシの泡の巣と思われる不思議な泡を激写したり、モウセンゴケを鑑賞したり、池塘のおたまじゃくしを探したり、愉しいお散歩観察会。
アワフキムシの巣?



モウセンゴケかな



生き物を激写する人
そして次なる目的地、尾瀬沼へ。尾瀬沼の大江湿原では、ニッコウキスゲが見ごろでした。沼とキスゲと青空と、堂々と燧ケ岳。完璧です。
たくさんの登山者さんに混ざって、売店前のベンチでカレーパン食べながら、沢装備を大盤振る舞いで乾かして、大清水駐車場へ下山。途中雨に降られるも、温泉で温まって岐路につきました。

小淵沢は遡行時間の短い沢ながら、ナメやスダレ滝がきれいで穏やかな沢でした。湿原や尾瀬沼もお散歩出来て、沢初級者にはお得なところ。秋には紅葉もきれいでしょう。
ぜひ、デートにどうぞ。
(ちえ蔵)





 

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