Member : 組長、あーさ
Timeline :隠れ橋の氷瀑、河原奥のエリア
Author :組長
西上州の氷
2年ぶりくらいの霧積温泉。
アプローチの道路上からは、いろんなところに氷瀑が発達しており、心躍る。
最初は、隠れ橋の氷瀑から。
道路からアプローチ1分。サイコー。休憩は車の中でカップラーメン。サイコー。
道路から見ると、立っていて長くて一見手ごわそうだが、実際は、テラスと75度が交互にやってくるので、落ち着いて登れる。それでいて、35mくらい登るからなかなか登り応えがあって満足感が高い。
水氷でペツルのレーザースピードライトが入りづらかったが、科学的になぜそうなるのか未だによくわからない(ていうか真面目に調べていない)。熱伝導率とかどうとかという記録を見たことがあるが、それは水氷と関係あんのかと思う。
いずれにしても、最初の食いつきの良さはやっぱり代え難い。ある程度入っちゃえば、ぶっちゃけホールドにもなるし、ランナウト中で焦っていると、それで結構安心したりもする。
来季出るというBDの新しいスクリューがどんなもんなのか気になる。
アイスは道具、というが、それもロッククライミングとは違うアイスの面白さだ。
道路からは、氷瀑見学の老夫婦が、こちらの写真を撮っていた。
最近、八ッ場ダムの不動滝では、滝にアプローチするために懸垂下降をしようと準備していたクライマーを見て、一般の人が通報し、お巡りが注意をしにきたということがったようだ。結局、立ち入り禁止でもなんでもないところなので、自己責任で、ということで問題にはならなかったようだ。
クライミングが世の中に浸透しだしているとしても、所詮島国日本はまだまだその程度である。
ため息は出るが、よく注意しないといけない。
定番の河原奥の氷瀑に移動すると、ちょうど1パーティーが帰るところで、1パーティーが登っていた。
そのパーティーから「頂、ですか?」といわれ、はて?と思っていると、どうやら頂のブログを読んでいるらしい。
「組長ですか?」
世の中、暇な人もいるもんだと思っていると、北鎌がどうのこうの話しだした。そのときは全く思い出せなかったが、あとから、そういえば5年くらい前に北鎌に行った時にソロの栃木から来た兄ちゃんと相前後して仲良く登って、肩の小屋で祝杯をあげた。
あの時の兄ちゃんかー。思い出した。
まだ元気にクライミングをしていてくれて嬉しい。またどこかで会いましょう。
今日はそのまま霧積温泉金湯館で会で新年会に突入らしい。超楽しそうだ。でも結構いいお値段する・・・。
下山後の妙義の温泉のテレビからは羽生くんの満面の笑が流れていた。
隠れ橋の滝 |
35mくらい。 |
ロープは2本繋げないとトップロープにできない |
遠くから見たほうがカッコイイ |
河原奥のエリア。なぜか風雪強くなる・・・ |
リード練習で近くのナメ滝へ |
スクリュー2本で行けるようと出発したが、5本くらい打っている人 |
翌日は別計画で神津牧場 |
アパッチ |
60度~70度から上部は80~90度。もろく感じた |