筆頭岩・金鶏山

2019-02-17

08_アルパインクライミング d_上信越

Date : 2019.2.17
Member :ジャスパイセン・U15・よしみ
Author :よしみ
今年はバリエーションルートに行きたい。
ジャス先生に技術伝授してもらうべく行ってきました。初の西上州。
どうもルックスが怖くて好みではない。

登山口早々、ルートから外れてしまったので「せっかくだ。クライミング練習だ!」とルート外の壁に取り付いたものの、上部の岩の状態が悪く敗退。気を取り直して再スタート
再スタート

筆頭岩は左右が切れ落ちていておっかないですが、岩登り自体はとても易しくバリエーション初心者の我々の練習に向いています。

1ピッチ目は緩やかな階段上の傾斜、2ピッチ目は数メートルのナイフリッジを越えて垂壁を登るのですが、ここも見事な階段。私は高度にビビッて、リードに挑戦出来ず。
眺望よし!

鎖もあります

実際に触ってみると容易かったのに・・・。

好感を持てる山頂看板

筆頭岩のピークからは50mを2本繋ぎ懸垂下降×2回。ここでやらかしてしまいました。
2回目の懸垂前、「この石は動くから気をつけて」とジャス先生より勧告を受けていたのに、2番手の私は漬物石台のその浮き石に触れてしまい落石させてしまいました。

上部からは下の状態が目視は出来ないものの「大丈夫―。」とジャス先生の生存確認が出来て一安心。しかし、落石の衝撃音の凄さに強張ってしまう。
人の多いルートだったらと思うと・・・。猛省。
筆頭岩より着地


懸垂で再び下界へ戻り、金鶏山を目指しますが、最初の壁撤退・懸垂でモタモタやっているうちに、金鶏山ピークは難しい時間になってきていたので、とりあえず行ける所まで。
ちょっとした岩場と傾斜のあるザレをひたすら登り下り。
ザレで滑るとそのまま崖側におっこちて最後は自動車に轢かれてさようなら・・・みたいな場所が続く。
慎重にもなるし、相変わらず岩が脆いのでさっきの落石がトラウマ気味でまたもモタモタ。

金鶏山ピーク手前まで来たものの残念ながらタイムオーバー。
車道に出る(車道に出ればどこからでも車道伝いに登山口に戻られる)には尾根を下りていくのがよさそうですが、その尾根に乗るには枯葉で埋った沢筋を通ることに。
満面の笑み

枯葉ラッセルにジャス先生は有頂天。(深いところは腰まで埋る)
青年を越えて少年風情。微笑ましい。
これだけで来た甲斐があったそうです。

枯葉ラッセルが終われば、あとは車道まで滑るように下り、走り屋さんが隊列を組んで激走する車道を渡って歩道に出れば終了。

これまで歩いてきた山中ルートの下を沿うように車道が走っており、スタートの駐車場まで歩いて約10分。
近い・・・。
 

それくらい短ルートなのに金鶏山の頂には行けなかったので、復習も兼ねて再訪したいものです。
妙義のルックスにビビって近寄ることもなかったが、行ってみると楽しめた。
脱食わず嫌い。また遊んでください。

ありがとうございました

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