Member :バード、マッキー、まり、ヤマ、ワタ
Timeline :千畳敷駅10:15~1ピッチ目取付き10:50~1ピッチ目終了点11:25~2ピッチ目登り始め11:35~サギダルの頭13:55~宝剣岳14:50~千畳敷駅15:45
Author :マッキー
今週末,チームoneWANが泊まりで鋸岳に行く予定でしたが、土曜日の天候が不安定な為宝剣岳サギダル尾根がサブプランとなっていました。そこで直前の水曜日に行われた例会の時にチームoneWANに無理を承知で頼んだところまさかの「OK」ということで、自身にとって初めてのアルパインクライミングとなりました。
菅の台バスセンターに着いた時には既にバス停に行列ができていました。中にはロープを持っているチームや既にハーネスを装着し気合い十分なチームもいました。
バスは勿論満員 |
これを見るとアナウンス内容も納得 |
上の様子が気になるお姉さま方 |
そしてついに自分たちの番
1ピッチ目はまりさんがリード |
あとに続いてどんどん登る |
おそらく先頭のチームが間違えて1ピッチ目の終了点を手前で取ってしまったとのこと。
再び渋滞待ち。
話題は直前の2月11日に書かれたサギダル尾根下降中に滑落をしたチームが書いたブログに。ブログによると下降核心部を通過しアンザイレンでクライムダウンをしている時に3人のうち1人が滑落しそれにより残り2人も滑落し、60~70m落ちたとのこと。幸い大きな怪我はなかったそうです。
待っている間どの辺から落ちたのかなど話していると後続のチームが来たのでこの話題を振ってみるとなんとこのブログを書いた方でした。今回は滑落した時のリベンジだそう。
1ピッチ目が短かったためロープの長さがギリギリに。叫んで伝えるが遠くにいるので伝わっているかよくわからない。一見雪がないように見えるが大量に落ちてくる拳だいの雪が見えない上の様子を伝える数少ない情報源です。
アッセンダーで登るマッキー |
サギダルの頭に無事到着
自然と3人とも同じようポーズに
時間がないので最後に登るワタさんとビレイをするバードさんを残しすぐに宝剣岳へ出発
サギダルの頭から少し歩き振り返るとビレイをするバードさんが
時間がないので最後に登るワタさんとビレイをするバードさんを残しすぐに宝剣岳へ出発
サギダルの頭から少し歩き振り返るとビレイをするバードさんが
かっこいい... |
稜線は数日前に降った雨によってツルツルに凍っていて、事故が多発する理由がよくわかる。さらに進むとナイフリッジが出現ロープを出したいが時間がないのでロープなしで進む。
このナイフリッジを皮切りに危険なポイントを通過するたびにヤマさんは「コレダメだよ」を連発。
ヤマ「コレダメだよ」 |
コレダメだよポイントNo〷 |
後ろの2人も追い着いてきた |
その後も
トンネルをくぐり抜けたり |
飛び込み台で写真を撮り |
山頂直下でひょっこりはん |
色々なことしながら歩いているとついに山頂到着
全員が写っている写真がないので2枚
山頂でゆっくり登頂の喜びを噛みしめたいところだが最終のロープウェイが15:55と残り1時間しかないのですぐに下山開始。
下山もまだまだ気が抜けない
乗越浄土の辺りまで行けばだいぶ気が楽になる
孤高のワタ |
まだ駅は遠い |
ゼーゼー言いながらアイゼンなど最低限のものを外しロープウェイに飛び乗り無事下山出来ました。
今回の宝剣岳サギダル尾根は自分にとって初めてのアルパインクライミングで先輩方にお世話になりまくりでしたが、今後に繋がる大きな一歩になりました。いずれはリードで登れるように勉強が必要だとかんじました。
帰りに境川PAにご飯を食べるためによると偶然八ヶ岳中山尾根チームと合流、にぎやかな晩御飯になりました。