巻機山->白毛門

2022-05-05

02_残雪期 04_05_縦走 d_上信越

Date : 2022/5/4-5
Member :ひでぶ
Timeline :4日 8h清水駐車場、14h30巻機山、15h巻機山、米子頭山中間鞍部
     5日 5h発、5h30米子頭山、7h30柄沢山、9h30m檜倉山、11h30大烏帽子山
         12h12m地蔵ノ頭、13h17mジャンクションピーク、13h45m朝日岳
         15h13m笠ヶ岳、16h11m白毛門、19h白毛門登山口
Author :ひでぶ



 巻機、白毛門は有名だが、そこをつなぐ縦走路もあった。今は雪のある時期に歩く人いるぐらい(夏に歩く藪好きもいるが)。だれも、いないかな ? なんて山に入ったが、巻機から先で10人ぐらいはあったので、そこそこ人は入っていた。はじめからある程度わかっていたことではあるが、長い。水平距離でいうと、立山から太郎山ぐらい。100mから200mの標高差のある山を登ったり下りたりする。いい山です。

清水の駐車場をでて、登山道を歩くが、
途中で左折するところをまっすぐに歩いたため、藪漕ぎをすることになった。踏みあとはずっとつづいていたので、雪積期の道があるのかもしれないが、こころもち不安になり、登山道に戻った。今回の登山で一番の藪漕ぎは、稜線ではなく、ここだった。

一時間以上無駄にしたが、登山道はいたって快適で、登山者も多かった。スキーを担いでいる人も多い。沢筋はすでに雪が割れているので、井戸尾根を滑るようだ。


 にせ巻機をすぎ、避難小屋付近。避難小屋は完全に埋まっている。
(避難小屋付近から巻機を見上げる)


まだ時間は早いので、もうちょうとがんばり、巻機を超え、くだりきったところで幕を張った。

当初2泊3日で考えていたが、1泊2日で抜けられそうなので、朝早く出発。
こんな感じで、東面に雪が付いている(写真は柄沢山を南から見たもの)。

 ほぼ、雪の中を歩ける。朝は雪はしまっていたが、10hを過ぎるとザラメになってきた。アイゼン、ピッケルは使わなかったが、ストックは役にたった。大烏帽子までは藪はあっても、10mぐらい、雪の壁もほとんどなく、難しいところはない。
 檜倉山から見た刃物ヶ崎山。ずっと行きたいと思っていた山だが、ここから見ると意外としょぼい。雪がなくなったら、沢から入ろうかな。
檜倉山の池。夏に水がとれるかな。
中央の黒い山が大源太かな。

大烏帽子に近づいてくると、藪に入るところも増える。
手前の左側が黒い山が大烏帽子。中央少し右が朝日。
ナル水の源頭付近。まだ先は長い。ここからは、雪面を少し歩くと登山道のようなものがでてきた。朝日の登りは笹になる。途中から道もよくわからなくなり、笹の藪漕ぎ。まあ、笹なので、そんなにいやではない。ジャンクションピークにでたのが、13hちょいすぎ。ここからが長かった。ここからは登山道だと、気分は下山モードになっていたが、ここからもちいさなアップダウンがあり、道の状態もジャンクションピークまでさして変わらず。
 疲労困憊して、土合についたときは、太陽は沈んでいた。

感想
 逆コースをお勧めします。ナル水の源頭部からの負担は大きいです。ナル水沢で沢天国、下りは地獄、と言われているのがわかりました。逆コースだと、巻機からは下りだけです。朝日、笠ヶ岳間は下山モードの体にはかったるいです。白毛門の下りも雪があり、登山道も一部崩壊しているので、下りではなく登りの方がらくかな。
 一泊二日だときついけど、二泊三日は必要ない感じですが、もう一泊して、山の中でゆっくりするのもいいかもしれません。
 技術的には難しくはありませんが、ここで滑るとどこまで落ちていくのかな、みたいなところはたくさんあります。そういった意味では5月の奥穂より難しいかも。ただ、標高は低いので、10h過ぎるとザラメになり、歩きにくいです。アイゼン、ピッケルは使いませんでしたが、持って行った方がいいでしょうかね。
 車でいくのであれば、ジャンクションピークから清水峠にくだって、桜坂の駐車場にもどるのものいいかもしれません。信玄尾根の状況がわからなかったので、今回は使いませんでした。下り初めの尾根のトラバースのところが雪だったので、七つ小屋の方に登ってから尾根筋を下山すればいいかな、とも思ったのですが、今回はやめときました。
 

























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