白馬〜唐松岳縦走

2022-07-23

01_無雪期 04_05_縦走 l_北アルプス

Date : 2022/07/23-24
Member : りょう、うの、さだ、J
Author : J

天狗山荘からの朝焼けとうの


不帰キレットを歩いてみたい、ということで
白馬〜唐松縦走に行ってきました。

1日目:
土曜AMの天気が悪いことはわかっていましたが、回復傾向だろうということで、
2時間半ほど猿倉駐車場で天気の回復を待ち、7時前ごろ山行開始。
この時はまだ、午後には雨も風もやむだろうとみんな思っていました・・

ときおり晴れ間が見えるものの、断続的な雨と、風、
登山道はほぼ沢、ときどき滝。
さらりと滝を横切るりょう

そして白馬大雪渓名物の大渋滞。
どこかのヒマラヤのよう・・
後ろにも永遠続く列

このころにはみんなうっすら気づいていました。
全然天気が回復しない・・

白馬三山の稜線も、ガスで全く何も見えない。
天気が良かったら素晴らしい景色なんだろうな〜と想像しながら
ひたすら無心で歩く。修行。極寒。
ガスの向こうに「小屋がみえる」というさだの幻覚症状があらわれはじめたのは、このころです。
さだ「見えた!小屋だ!」うの「あれ、岩だと思う」

見る景色がないためコマクサ発見

まったくおさまらない横殴りの雨の中、
なんとか天狗山荘に到着。
(今回はテン場の予約が取れなかったため小屋泊)
小屋の乾燥室のありがたさを噛み締めました。

そうこうしているとなんと外が雲一つない大快晴に。
さっきまでの雲どこいった!
天気予報いまさら当たっとるやないか!と
喜ぶどころか半ギレ。
あと1時間違えば快晴の稜線歩きができていた・・
さっきまであんなところを歩いていたのね

雲海に浮かぶ剱岳!

しかし、そんなことは(?)さておき
今回の山行のメインイベント、ほうとう鍋!
フィジカルモンスター、歩荷隊長、頂のシェルパと名高いうのが
20kgを担いで運び上げてくれた、鍋とコンロと食材。
鍋を準備しているあいだにまたたくまに自炊室の人気者になるうの。

準備から何から感謝しかありません
幸せ・・

今日の修行のような山行を振り返りつついただくほうとうは
今までの人生で食べたほうとうの中で
まちがいなくいちばんおいしかったです。
うの、ほんとありがとう。

晴れたおかげで、夕日も、雲海も、星空も最高。
絶景です。またテン泊で来たい!
天気予報当たったね・・



2日目:
朝から最高の天気。歩くだけでテンションあがります。
やはりこちらは登山者も少ないので静かな稜線歩きが楽しめてとても良い。
昨日とは大違い。
目指す不帰、唐松の向こうに五竜も



登山者が少ない

天狗の大下りを過ぎていよいよ不帰に向けて気合が入ります。
天狗の大下り

II峰北峰
切り立った、岩の壁!テンション爆上がりです。
II峰北峰の斜面、あまりに楽し過ぎて、一瞬で終わってしまった。
不安に感じる場所もあまりなく、無事一人も欠けることなく(?)不帰を通過。
途中、雷鳥の親子に遭遇!昨日苦しんだ分、今日はいいことあります。

撮:うの

天狗の頭と白馬鑓

ザックからのぞく鍋と鍋蓋。「鍋だ・・・」「宴会だ・・・」と驚きを隠せない登山者多数

唐松岳

唐松岳は、やはりすごい人でした。
高山植物を愛でながら、下山。

頂に入って良かった〜〜と思えた、
楽しい山旅でした。

最後はSAの片隅でいきなりストレッチを始める不審者集団の写真で終わります。



J

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