Member :ワタ(CL)、ヤマ(SL)、トモキ、よっしー、けいた、こう、七海、まり、コマ、うの、みやび、たかゆき、りょう、バード、木村、よしゆき、やましー、組長、ひがし
Timeline :9:30-16:30
講師はあの「丹沢の谷 200ルート」の著者 後藤真一さん。
※山と渓谷社
※ご本人は先生とは呼ばないでくれ!、とのことでした。
講習場所は丹沢の新茅ノ沢と、都内から近いこともあり、いつもの山行よりのんびり出発。
秦野丹沢スマートICを出て、集合場所の諏訪丸駐車場から、林道走行の為、車高の高めの車に乗り合いで入渓ポイント近くの新芽荘前へ。
また、近年、鹿や猪が増えたことが、ヒルの生息範囲が広がっている要因との事。
ヒルはヒルジンという物質を出して血液が固まりにくくして血を吸うが、毒は無いとの事。
後藤先生は、かわいいと言っていたが・・・。
後藤先生の手のひらでこねくり回されて、死んだふりのヒル。
新茅橋手前より入渓し、懸垂岩にて技術講習開始。
岩に打ち込まれているリングボルトを利用してのビレイステーション構築。
イレギュラーな支点構築(岩)
沢では、木で支点をとることが多いが、手ごろな木が無い場合、メインロープを使って、岩で支点をとる事もあるとの事で、実際にやってみる。
後続者のビレイは、ATCなどの確保器ではなく、カラビナを使用してムンターヒッチで確保することにより、後続者が万が一落ちて、降ろす必要になった場合、すぐに降ろせるので、沢ではよく使用するとの事。
登り返し
後藤先生のやり方だけでなく、過去にそれぞれガイドさんに習った方法でやってみる。
新芽ノ沢を遡行
実際に技術講習で習った、確保技術を使い、新茅ノ沢のF1まで登る。
最後に
後藤先生より、“沢登りを始めて5-10年経った頃が事故を起こしやすいので、経験を過信せずロープを積極的に出すようにしてください。初心者は怖いと思ったら、ロープを出してもらうように先輩に頼む、先輩は後輩が不安に感じたら、積極的にロープを出すように。あの時こうすればよかったという経験をしてほしくない”との事でした。
地図
講習に際して、地形図をいただいたが、沢と思われる場所に青色で線が引かれてあり、また、等高線が狭まった場所(危険個所)が黄色く塗られていて、敗退時の経路を予めイメージしておくことが重要との事でした。
講習開催にあたり、後藤先生や、多くの会員の調整に尽力いただいた会山行係のワタ、ヤマ、お疲れ様でした。そして有り難うございました。
教えていただいた技術は実際に沢や山で使用出来るように反復練習したいと思います。
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ほりかわ珈琲
常連の後藤先生用、スペシャルメニュー。
店名からは想像出来ない本格的なカレーで、ナンのお代わり自由!
あと、デザートの“あんこパン”、大変美味しかったです。
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