Date :2022/08/06-07
Member :じょーじ,ゆうへい,よしゆき,七海
Timeline :【1日目】室堂(7:40)→雷鳥沢野営場(8:45)→奥大日岳(11:30)→雷鳥沢野営場(14:30)
【2日目】雷鳥沢野営場(5:50)→一ノ越(7:15)→雄山(8:30)→雷鳥沢野営場(10:45)
Author :七海
この日を前に高まる気持ちを抑えられずにいた。
とにかく体力が心配だったが,おいしいご飯をやまもり食べて元気もりもり!!
好天にも恵まれ,色とりどりの花と神々しい山々に囲まれた幸せな2日間を過ごした。
楽しかったぁぁああ〜〜!
【1日目】
松本から車で扇沢,扇沢からアルペンルートでバス,ケーブルカー,ロープウエー,バスを乗り継ぎ室堂へ。
雷鳥沢野営場までてくてく。1時間ちょっと。
硫黄の匂いが立ちこめていた。
色とりどりのテントの花 到着~!!ここで扇沢で合流したけいたとは解散 |
借りたテントで大はしゃぎ |
テントを立て,軽食をとり奥大日岳へ! いざ行かん!! |
剱岳,いつか行ってみたい |
初めての雪渓に感動!!
まさか歩けるなんて夢のよう。
裏にはお地蔵さんたちが。合掌。
「これからも怪我無く楽しく山に行けますように。」
昼食をとり,雷鳥沢野営場に戻る。
雨が降ると出現する,かわいいてるてる坊主。
よく見ると動物柄。
通り雨もやみ,野営場に到着。
これからまちにまったご飯!!!
やった~これを楽しみにしていた!!!!
わたしはよしゆきとヒュッテにお買い物へ
ヒュッテから見えるテント,こまい。
野営場からヒュッテまでは近いようで遠かった。
おつかい |
山価格にくりびつてんぎょう,,,
一方そのころ,シェフたちはご飯を作ってくれていた。
ありがとうございます!!大感謝!
計画中,食べたいものある?の天の声。
「パスタ!」
「水餃子!!」と思うままに言ったわたし。
料理長の提案はトマト鍋!!!さすがです!!
食べても食べても減らない魔法の鍋だった。 毎回味変されていて箸が止まらない。 |
職人技で炊飯。音で感じるそう,かっこいい。 |
だいすきなおこげを頬張り元気100倍!
次の日の朝ご飯にもいただきました。
なんて幸せなんだ〜
じょーじが持ってきたお酒たち。
これに加えてワインも購入していた。
15時半から始まった宴会。 テントの中で2時頃まで飲んでいたらしい。 |
【2日目】
起きると,晴れ。
よく見るとテントは濡れていた。
じょーじよりTJARの選手たちがちょうど同じルートを通るとのことで,時計回りルートから反時計回りに変更。
※TJAR:富山湾から駿河湾まで415Kmを駆け抜けるレース。
8/7,00:00にスタートし,8日以内にゴールを目指す。
小屋,コンビニなど立ち寄り禁止など厳しい制限がついている。
休憩しつつ歩き,一ノ越に到着。
わたしはアルプスの大地に立っていることに1日たっても浮かれていた。
人生で1番高い場所にいる!!
もっと!1cmでも高く!!と欲張りジャンプ。
(なお,すぐに更新することになる。)
ジャンプに付き合わされた3人 |
ここでTJARのカメラ担当の田中さんと会った。
この後,じょーじは選手に会うたびぴかぴかの笑顔をみせる。 |
ここでゆうへいは雷鳥沢野営場へ,我々は雄山頂上へと別れ,再出発。
TJARの選手数名とすれ違うことができた。
選手らはエネルギーに溢れていて,
応援しているわたしも元気をもらった。
(選手たち,速すぎ!)
選手が通るとこの笑顔。実に楽しそう。 |
順調に雄山到着。
2人に時間をもらいひとり雄山神社へ
人生最高地点。気分も最高潮。 |
気づけば霧が…
霧の中を歩いているうちに雷鳥沢野営場に近づいてきた。
このあたりには地層がよく観察できる岩石がごろごろ。
ここはかつて水中だったんだなとしみじみ |
名残惜しくも,野営場でテントを撤収し室堂バスターミナルへ向かう。
上って下ってと中々にきつかったが,夜ごはんは焼肉と聞いてミルミル元気が出た。
お!に!!く!!!@安曇野市 |
〜以下お花畑の生物たち〜
①イワイチョウ(岩銀杏)
葉がイチョウの葉の形に似ているところに由来。 1属1種で、イワイチョウのみでイワイチョウ属が構成されている。 |
葉が車のように輪生している。
(写真では葉はよく確認できない。)
③クロトウヒレン
左上のつぼみは黒く,名を表している。
小さい花があまた集まって1つの花のように見えるキク科に分類されるので,ぴょんぴょん黒く伸びるつくりはめしべと思われる。
お仕事中のマルハナバチ。 ふわふわの毛に身が包まれ愛らしい。 |
④チシマギキョウ
イワギキョウと似ているが,イワギキョウはがくに鋸歯(きょし)をもつ。
⑤チングルマ
ちょうど花弁が散っている。
オキナグサに似ている
⑥ベニヒカゲ
よしゆきのゴッドハンドで休憩するベニヒカゲ |
他にも色んな生物が!!!!
こちらは心の目で見たライチョウ。 いつか見てみたい。 |
教科書に出てくるやつだ〜!から,初めて見るものまで数多くの高山帯の生物たちを見られて心躍った。
なお,日本語で付けられた和名の他に,
世界共通の名前である学名も調べてみると興味深い。
帰ってきて少し経ったが,幸せな思い出の海にどっぷりと浸っている。
【参考】
牧野日本植物図鑑インターネット版
駒ヶ岳ロープウェイホームページより高山植物紹介
『室堂平の植物』2004年3月 室堂平立山センター
以上