裏谷急沢

Timeline :登山開始8h,谷急山山頂11h20m,終了12h40m
Author :ひでぶ

6月に谷急山に行こう、なんて話がでていたので、谷急山の辺りを見ていたら、裏谷急沢が目に入った。難しくはなさそうだが、なにせ妙義の沢。楽な沢とは思えないが、まあなんとかなるだろうと、行ってみた。今回は、一人なのでほぼ予習無しで沢に入った（予習して山に入ると、地球の歩き方をもって旅をする感じで、楽しみが半減する）。

駐車場ふきんでは、6人の人が準備をしていたが、沢ではなさそう。少し遅れて沢に入った。

（黒いところが、最初の滝）

水は殆んど無く、さらさらと流れている。ぬめりはほとんどないが、落ち葉のデブリ、ラッセルが（一部、胸までラッセル）。

（落ち葉のデブリ）

登れない滝は、巻きがあるが、巻きもあんまりよくない。ここで落ちたら死ぬかな、みたいな不安定な泥壁。ただ、ルーファイはむずかくない。

（柱状節理）

（大滝。滝のすぐ右から巻ける。少し怖い）

大滝の上には滑が続いているが、滑の部分は少なく、その両側は、落ち葉。

三股部分も沢の所はほぼ落ち葉で、左と中間の沢の間の尾根を登るり、しばらく歩くと谷急山の北陵にでた。頂上までは、10m。朝駐車場で会った6人が談笑していた。彼らは北陵を登ってきたとのことだった。

（頂上からみた裏妙義）

谷急山北陵は大変だ、なんて書込みもみたが、踏み跡は明瞭で、まあ登山道の範疇。1時間ちょいで、車にもどれた。

（有名な柱状節理。この向こう側が大滝かな？）

（北陵は、こんな感じ）

（春ですね。高遠では、桜が満開。）

（妙義でよく見る、痛そうな木）

裏谷急沢は小粒だけど、少し辛いです。

ちょっとしたところが悪く（特に巻き）、沢慣れしていないと、ザイルを出すことになるので、時間がかかるでしょう。小常木よりは、ムズいかな(小常木はほぼ癒し系)。

今回は北陵を降りました。蟻の戸渡みたいな所もありますが、快適で、並木沢ルートより、よほど安全です。