Member :うの、みん、いちこ
Timeline :
Day1(8/11) 上高地BT6:00 - 岳沢小屋7:50 - 天狗のコル10:40 - ジャンダルムピーク12:30 - 奥穂高14:10 - 穂高岳山荘15:00
Day2(8/12) 穂高岳山荘4:30- 北穂高小屋6:40 - 長谷川ピーク8:20 - 南岳10:10 - 大喰岳12:00 - 殺生ヒュッテ13:15
Day3(8/13) 殺生ヒュッテ4:00 - 槍ヶ岳穂先前4:30 -槍ヶ岳ピーク6:00 - 槍ヶ岳穂先前6:30 - 槍平小屋8:15 - 新穂高温泉10:40
Author :いちこ
西穂から槍まで歩き通したい。(仕事あるから2泊3日で)
そんな思いで、何度も計画を練り直し、一般登山道縦走としてはかなり入念に準備をした。
山の日連休混雑の場合は天狗のコル泊上等の攻めのプランを第一としていたが、当日判断で、岳沢経由のセカンドプランで、ジャンダルムから槍まで通せればよいということで落ち着いた。
【Day1】
そうと決まれば、稜線ビバーク用の水は減らして、さくさくと岳沢小屋へ到着。
つづいて、日差しの照り付ける岳沢・天狗沢。
天狗のコルで稜線に上がると、笠ヶ岳がお出迎え。
といっても、快晴で風もないという絶好のコンディション。
白ペンキのおかげルーファイも容易で、着々と歩が進み、ほどなくジャンダルムピーク。360度の眺望がすばらしい。槍も見えた。
さらに進んで振り返ると、、、こちらから見る方が憲兵っぽい。
3テン張らせてもらい、16時前には完全に満杯に。
翌朝は夜明けとともに出発。これまた快晴無風。
常念岳と遠くの四阿山のピークがシンクロして美しい。
涸沢岳を超え、北穂穂高岳。
そして、増える仲間。
槍へ向かって一歩一歩。
滝谷ドーム近辺には沢山のクライマー。
とりついている姿も見えた。
今はどこがどうルートなのか皆目見当がつかないけれど、いずれはと気持ちが高まった。
南岳まで来ると、急に雰囲気が変わり、普通の”歩く”道に。
それで、今までのが大キレットだったんだと逆に実感。
それにしても、もう昼近いのに雲がない。
雲がないのに、ライチョウはいる。
どんどん槍の穂先が近づいてきて、ついに大喰岳で穂先にとりつく登山者の列が見え、、、
動いてないじゃないか。(大渋滞)
ガスも出始めたので未練なく殺生ヒュッテへ下る。
【Day3】
翌朝の槍ヶ岳山頂チャレンジは結局渋滞(往復2時間)。
けれど、快晴の朝に槍に立てるのもいつでもできることじゃない。
3日間見え続けていた笠ヶ岳には、槍のシルエットが投影されていた。
千丈沢乗越へ向かう沢側の道は花がよい。
ホテル穂高の日帰り入浴は13:00からのとこと。
すでに営業開始していた中崎山荘の温泉で3日間の汗を流した。
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メンバーの山歴/クライミング歴という意味でこの夏、
天候や花、星空という意味でこの3日間、
いずれの意味でもまたとない好機に、思い出の山行となりました。