Member :じょーじ、会外
Timeline :新穂高センター0445→穴毛谷堰堤0500→穴毛大岳0720→2600m地点1120→堰堤1345→新穂高センター1430
Author :じょーじ
穴毛谷
山スキーだからいけるルートの一つであろう4月の笠ヶ岳の穴毛谷。猛者どもは四ノ沢を板担いでクライムしてから滑走するClimb&Glideなんてかっこいいことやってますが、私は普通にハイクアップで登ります。サクサク進めれば笠ヶ岳ピークも踏みたいと企んで杓子平には上がらず七ノ沢を詰め上がる計画。時間が許せば尾根から笠ヶ岳を狙う算段だ。穴毛谷周辺は一ノ沢から七ノ沢まである。
昔は登山道があったらしいが今は荒廃して廃道となっているらしい。
今夏行くなら沢登りになる。
FOOTPRINTSさんのブログより引用
(http://www.e-net.or.jp/user/tan/foot%20step/yari_ho/anage_map.html)
残雪期といえども雪崩地形へ突っ込む山行のため出発は4時半。
それでも遅い方で先行パーティのヘッデンがいくつか見える。
毎度お馴染み新穂高センター
雷鳥岩あたりの岩峰がかっこいい
沢がでているもののスノーブリッジは繋がっていた
両岸から流れてきたデブリを避けながらハイクアップする
写真だと伝わらないのが残念なのだが、U字谷内は凄まじい迫力でここまで来ただけでもきた甲斐があった。
ここからずっと25度〜の斜面を登る
まだまだ長い
ここまでひんやりしていた空気が一気に温められる
笠ヶ岳
遠い
暑さに弱いのと日射でだいぶ緩んだ雪に足を取られ一気にペースダウン
岩を越えたところまでにした
絶景を満喫する私たち
槍まで見渡せた
杓子平のほうからボーダーパーティが気持ちよさそうに滑走しているのが見えた
ずっとまったりしていたいが気を取り直して滑り始める
のぼりは足がとられて憎たらしかった緩んだ雪は最高のシャウダー
春スキーシーズン到来!
デロデロを追い越して滑る
(一緒に滑っていたTさんはデロデロ突っ込みながら楽しんでいた)
穴毛大滝下から振り返る
ドロップポイントが遥か上に見える
3か4ノ沢のどっちかな気がする
デブリだらけで登る人の気が知れない
穴毛岩
登るときは暗くて気付かず、滑っている時も一瞬で通り過ぎてしまったので中には入れず
最後にスキーを雪解け水で清めて下山
GW何するか楽しみになる陽気
積雪状況とシャバ雪状況がばっちしで最高のコンディションだった
出発をもう1〜2時間早めて雪が締まっているうちにザイテンタールの上を詰めあげられれば笠ヶ岳ピークも狙えるのではないだろうか?
杓子平の快適クルージングを狙ってくるのもよし、笠ヶ岳ピークハント狙うのもよしのまた来たいルートになった。
少なくとも今度は尾根まで出て、双六、黒部五郎方面を眺めたい。
おわり。