Date : 2025/4/27
Member : フジ、ヤマ、よっしー、J
Timeline :男山登山口6:10〜8:10男山ダイレクト取付9:00〜11:30男山山頂12:20〜男山登山口13:20
Author :J



前の週に兜岩に行ったメンバーで、どこか行こう、となり
めずらしいメンバーで、マルチへ行くことに。

これまであまりご一緒することのなかった面々との山行で
はじまるまえからワクワクが止まりませんでございました。

1限目 男山ダイレクト

今日は男山ダイレクトだけでなく、下山後ショートルートも行こうという
欲張りプランなので、かなりの早出。
深夜から不眠不休で運転してくれたフジのおかげで、
6時過ぎには男山登山口をスタート。

登山口
車でも入れるだろーとか言いながら林道を歩くこと1時間、
先輩方は快調に飛ばしすぎて分岐を通り過ぎました。
戻って林道左の踏み跡へ。

林道歩き

林道から左の踏み跡へ

沢を越えて、里山っぽい尾根を直上していき、
適当なところから、男山ダイレクトの取付のある、ひとつ左の尾根へトラバース。
この尾根は少し岩っぽく、ワクワク度が増す。

隣の尾根へトラバース

間違えやすい(?)と噂の偽とりつきを迷うことなく右に巻き上がり、
予定通り2時間ほどで男山ダイレクトへの取付に到着。

右へ巻き上がる

取付から岩を見上げて、もはやワクワクが止まりません。
頂に入って、ロープワーク覚えて、三ツ峠で練習して、バリエーション行って・・て、
してきたけど、アルパインぽいマルチはあまり経験がなかったので、来れただけで嬉しい。

わくわくわくわくわくわくわくわく

みんなはしゃぐ

のんびり準備をして、くらいむおん。

1P目。
先攻は、よっしー&ヤマ。
よっしーがさくさく登っていくのを見上げながら、久々の外岩リードのJはどきどき。

余裕で登っていくよっしーに、謎のガンバコールが飛び交う

後攻のフジ&J、ヤマのおしりを追っかけます。
1P目、見た目通り階段状で、快適に登れるのですが、プロテクションが全然とれない!
落ちるようなことはないとは思うけど、外岩リード久々のJはランナウトがこわかったり。
慣れが重要だ〜〜〜〜と心底思いました。でも楽しい。

とか書いてて、過去の頂ブログ見たら、
「ちょっと取りたいなと思って本気で探せば、それなりにプロテクションを取る方法はある。全く取れないと書く人は、たぶんそもそも経験が浅くて、プロテクション技術が浅いだけのように思う。」
との組長のコメントがあり猛省。
修行します。

50mロープギリギリまで伸ばして、松の木でピッチを切る。
ダブルロープの重みが、あ〜〜〜山登ってるな〜〜〜って感じがして良い。

1P目の終了点にて

2P目のとりつきまで、10mの歩き。(ピッチ切ったけど)

2P目取付

しかし、寒い。めちゃめちゃ天気はいいのに、風が強い。
スレンダーなよっしーはガタガタ震えている。

しかし天気が良いので、振り返ると景色が最高。
八ヶ岳や、遠くに北アルプスも。
遠くの北アルプスを写真に納めようと松の木越しに写真を撮っていると
「絶対あとから見返しても何撮ってるかわからないよ」とフジコメント。
案の定、ただの松の木の写真になりました。

北アルプスの写真
2P目。
フジリード。1P目よりねているが、より逆層気味の斜面を右にのっこした後、左上していく。
2P目は残置ハーケンが数箇所ありました。

2P目

フェイスを登って、リッジ状をのぼって、もう楽しいでしかない。
重たい体をいっしょうけんめい持ち上げていると、上からヤマの「ガンバ!」コール。
・・痩せよう
2P目終了点、大絶景!

2P目終了後も、数mの歩きがあり、
3P目のスタート地点は安定した小コル。
この頃になると、ピッチごとに●するヤマの姿も見慣れてきました。

3P目。
3P目は今までより最も立っているフェイスで、核心ぽい。
でもみんな映えムーブを繰り出し華麗に越えていく。
さすがです。

ビレイヤー込みの写真を要求するヤマ

映えムーブ!

フェイスをこえると、ガレガレの斜面をあがり、
大展望のリッジ上で終了。
2時間のアプローチで、3P、コスパが悪いと言われているらしい(?)けど
この景色とこの高度感は最高!

大展望のリッジ

3P目終了点にて

まだまだ技術に乏しいJは、
フジの終了点の作り方をみてお勉強。非常に勉強になりました。
臨機応変にいろんなプロテクションをとったり、終了点を作ったり、
もっとたくさんいろんな経験したいな〜〜〜と欲望は尽きません。

ここから山頂までは、かなり急峻なリッジの歩き。
西上州で鍛えられているので、こちらも楽しい。

リッジの向こうに山頂

かなりの高度感

山頂へ到着すると、クラツーの大所帯が!
コンテで突き上げたよっしー&ヤマペアは、映えたようです。

山頂!

山頂は、さっきまでの強風&寒さはなんだったのかというほど無風で灼熱。
地形による風向きなのか、自然って不思議。

大絶景の山頂でのんびりして、大所帯の渋滞に巻き込まれながらも
次なる目的へむけて爆速下山、みんなはやい・・

そしてみんなげんき・・


2限目 東俣沢 七賢の岩場

下山後即、七賢の岩場へ向かう。
なんたるハングリー精神。
一度下山した足には、アプローチの20分の登りがつらい。
しかし一度岩場につくと、わくわく再燃。
洞穴右エリアで、日没ギリギリまで、ひとり3〜4本登りました。

洞穴右エリア
11bに取りつかざるを得なくなったよっしー
クラックルートをオンサイトしたフジ

みなさんのおかげで、強烈な濃さの1日を過ごすことができました。
楽しすぎました。最近沢ばっかだったけど、尾根も楽しい。アルパインもっと行きたい。

そして、反省もたくさん。やっぱり歩けないのは、致命的。
ちゃんと痩せます。クライミングも、ちゃんとジム行こう・・
そんなダメダメなJを温かく見守ってくださった先輩方には感謝しかありません。
ありがとうございました。


●カロリー
ラーメン蘇州 肉味噌ラーメン







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