Date : 2010/07/31_08/01
Member :すぐりん/まみ(記)
Timeline :
Day1:河口湖駅~三ツ峠登山口~屏風岩
Day2:屏風岩~木無山~霜山~河口湖駅

久々にマルチピッチの練習のために三ツ峠に行ってきました。


Day1
朝9時の河口湖駅前発のバスに乗車し、三ツ峠登山口で下車。久々にマルチの荷を持つと重たくて仕方がありませんでした。すぐりんの荷はなんと33kgだそうです。いったい何をそんなに持って来たんや!?


屏風岩右フェイスに着くと、さとこ家が石田登山塾の講習を受けていました。私たちも易し目の3Pを登り始めました。行く前にwebで『14時頃から夕立が降る』と見ていた通り、14時前から雨がポツポツと降り出しました。しばらく降って止んでを繰り返していたのですぐに止むかと思いきや、2回目の懸垂を始める頃には結構な雨で少し寒かったくらいでした。

雨が降る間、そこらの岩でカムやナッツの練習などをし、フリーで1本登って1日目は終了としました。今回は3レイヤーのシュラフカバー&シルクのインナーシーツで行ったところ、朝方やや寒かったです。




Day2
この日も屏風岩右フェイスに向かいました。やった!一番乗り!と思ったのもつかの間。5分もしない内にわらわらと人が集まり、我々は1人で4人をフォローするという頑張り屋さんのリーダー(ガイドさん?)のパーティーの後に登り始めました。

2P目、すぐりんはやや難しいルートを行き、下からも苦戦している様子が伺えました(トポでは15番の「クーロワール」)。2P目の終了点に着いた時「はー、疲れた。」という声が下まで届きました。フォローで登ると確かに難しく、リードでよく登ったなあ!!と感心することしきりでした。後でトポを見ると「出口が難しい」と書いている通り、出口は特に苦戦しました。

終了点に着いてから、去年このルートを小尾さんと有川さんと登ったことを思い出しました。私自身は去年は何度もテンションを掛けて貰って登ったので、今年はほんの少し上達を感じた程度ですが、小尾さんやっぱりすごいなと思いました。

3Pで懸垂で降りることにし、すぐりんが下まで降りるのを待っている間、下から太ったおっちゃんが登って来ました。マルチの練習場に来るといつも、こんなに太ってても登れるんやと、びっくりすることしかりです。

マルチの後、初めてアブミの練習をしました。他にも練習している方がいたので参考にさせて頂きましたが、前述の石田登山塾の石田塾長曰く「ビッグウォールの時は必要だと思うけれど、それ以外は手持ちのギアでなんとかできるから、アブミは持って行かない」とのことでした。なるほど。ジムではストーンマジックで練習をしている人が多いようです。この日もガスが出たり引いたり、大忙しの空模様でした。


屏風岩での練習を終えた後、初めて木無山/霜山を経由して河口湖駅まで帰ってみました。道自体は急な箇所はなく、木無山付近にはお花畑もあり、やや滑りやすくなっている点を除けば全体的にのどかな道でしたが、クライミングを1日やった後に約3時間歩くのはやはりちょっと大変でした。

天上山のすぐ下に「富士見平」というロープウェイの終点駅があり、ちょっとした公園のようになっていました。「カチカチ山」の舞台になった場所のようで、たくさんの親子連れがタヌキやウサギの人形と共に記念撮影をする場に、ヒーヒー言いながら足を踏み入れるのは、やや胸がむずかゆかいものでした。

富士見平の下は、斜面に沿って紫陽花がたくさん咲いており、とってもきれいでした。「熊に注意」「猿にエサを与えないでください」という看板が幾つも立っていたので、動物には要注意のようです。


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