Member : あ~り
5/2 レー - ジンチェン -ルンバク村
5/3 ルンバク村 - Namlung La峠 -ストック
インドヒマラヤ(Namlung La)(4810m)別名ストックラーは8年前単独でアタックしたが、4000m付近で道に迷った挙句、ひどい高度障害に合い撤退を余儀なくされた。激しい頭痛と吐き気にみまわれ、しまいには鼻血をプシュ~と吹き出した。その時の心境は、Gパン刑事殉職シーンの『何じゃこりゃ~』で、その後、ほどなくぶっ倒れる。数々の海外登山・トレッキングの中で、唯一のど敗退がこの山。今回ようやく打倒を果たすチャンスが巡ってきた。
拠点になるラダックのレーはインド最北部に位置し、首都デリーから飛行機で1時間ほど。
標高3500mある高地で、付近にチベット仏教系のコンパ(飲み会でなくお寺のこと)が数多く点在している。このコンパ巡りをするのが、ここの観光のメイン。大体1人旅の日本人たちが (無理やり) 意気投合して、3~4人グループを作ってタクシーをチャーターするスタイルである。私も例にならい、イ日本人グループを結成して、高度順応を兼ねてコンパ巡りに繰り出した。
標高3500mある高地で、付近にチベット仏教系のコンパ(飲み会でなくお寺のこと)が数多く点在している。このコンパ巡りをするのが、ここの観光のメイン。大体1人旅の日本人たちが (無理やり) 意気投合して、3~4人グループを作ってタクシーをチャーターするスタイルである。私も例にならい、イ日本人グループを結成して、高度順応を兼ねてコンパ巡りに繰り出した。
レーの街
ザンスカール川とインダス川の分岐
写真タイム
コンパ
コンバ内部
コンパ内の壁画
仏像
出発前夜に、街に夜食に繰り出すと、旅行代理店の中で、なんと頂山の会会員の、(ぼ)まりさんに遭遇した! 『有川さん~』 と声を掛けられ、最初誰だかさっぱりかわからず、3秒後に、『村....田さんですか?』 と言ってしまう始末。まりさんは、普通に観光で来ていて、早速他の日本人達と、よろしくコンパ巡りの段取りを決めているところだった。
しかし、残念である。もしここにまりさんが来ることを把握していたら、間違いなく私の山行企画に引きずりこんで、8年前味わった素晴らしい経験をしてもらったのに...。
しかし、残念である。もしここにまりさんが来ることを把握していたら、間違いなく私の山行企画に引きずりこんで、8年前味わった素晴らしい経験をしてもらったのに...。
朝11時にレーを出発。4駆の送迎車でダート道を行き、1時間30分ほどで登山口の標高3700mのジンチェンに到着。今日はそこから3時間かけて標高4000mのルンバク村まで行く。
ガイドはこのエリアを知り尽くしていると聞いて、安心感があった。実物は普通の若い兄ちゃんで、小さなナップサック1つのかなりの軽装。水筒というものを持っていないらしく、水分補給をしている姿を見ることはなかった。一方の私は、なぜか10キロ位の荷物。
ヤク
ルンバク村手前
宿泊場所は、ホームスティ(民泊)ということで、どうせ小汚い部屋かと思ったら、屋上の広々した1室をあてがわれた。これがかなり大当たりで、適度に快適で窓から景色は素晴らしかった。
ルンバク村
ルンバク村周辺
海外登山は日本と比べたら完全アウェイで厳しい。現地に行くだけで結構疲れてくるし、気候、食事はもちろん違うし、日本で登山に臨む時の70%以下のコンデション。ちなみに8年前は歩き出しから調子がかなり悪かった記憶がある。しかしそれ以上に充実感は物凄い。どの国の登山でもその国のオリジナルの山岳の景色があって、その国の文化とかを観光以上に知ることができる。
皆さんも、ぜひ行っていただくことをお勧めします。(それなりにお金と時間が必要ですが...)