鳥海山

2012-08-02

01_無雪期 b_東北

Date : 2012/07/27-28
Member : さとこ
Timeline :
27日 鉾立10:00~御浜小屋11:45~千蛇谷雪渓~御室小屋14:45~新山
28日 御室小屋6:30~千蛇谷雪渓~御浜小屋8:45~河原宿9:30~太平山荘10:45

東北の山第2弾は、花の鳥海山へ!
鳥海山は日本海に面した独立峰で出羽富士とも呼ばれています。また花の名山として有名です。

鉾立から入山。鉾立はJR酒田駅から庄内交通のバスに乗って1.5時間ほどです。


鉾立から緩やかな上り坂を登っていきます。
鳥海山は思っていたよりもなだらかな山容です。緑のたおやかな稜線とは対照的に、山頂だけ岩岩としていてギザギザした山頂が遠く雲の間を見え隠れしています。

どこまでもなだらかな登山道です。急登なんて見当たりません。登山道も整備されていて、とても歩きやすい。今回は小屋泊なので荷も軽いし、天気も良いのでルンルンです。

途中、雪渓の端っこで水を補給。雪解け水はキンキンに冷えていて、美味しい!!
ここから先は水場がないのでたっぷりと水を汲んでいくことに。(←正解!!小屋ではペットボトル500mlの水が500円でした。)

水場から40分ほどで御浜小屋に到着。こんなに楽でいんでしょうか。。

御浜小屋の前から見た鳥海湖。湖のまわりはお花でいっぱい。天気はよいものの、風が強く、次から次へと雲が流れていきます。風が強いにも関わらず、たくさんの登山者が鳥海湖を見下ろしながら休憩していました。

中には子供たちの団体さんも。夏休みの登山教室でしょうか。地元の山が鳥海山なんていいですね!
さて、休憩後に鳥海山へ向かいます。
なだらかな登山道が続きます。ところどころ黄色く見えるのはニッコウキスゲ、白く見えるのはミヤマトウキ。そのほかにもたくさんのお花が咲いていて、見渡す限りお花畑です。
七五三掛(しめかけ)という場所に到着。ここだけ急な岩場になります。七五三掛とはどういう意味なんでしょう?ここが結界でこれより先は聖域という意味でしょうか?
 岩場の途中に外輪への分岐があります。
七五三掛を超えて下っていくと千蛇谷雪渓です。

雪渓を渡って1.5時間ほど登っていくと御室小屋に到着です。御浜小屋、山頂御室小屋ともに宿泊する場合は予約が必要です。

ちょっと休憩してから山頂へ。山頂は御室小屋の裏手にあります。これまでの道とはうって変わって大きな岩だらけです。岩を乗り越えていく感じです。

こちらが山頂。山頂は新山といって、1801年の噴火でできた割と新しい山です。

この日の夕日は小屋の人たちから歓声があがるほど美しい夕日でした。強い風に吹かれて雲が次々と稜線を超えて流れていく様子は、まるで龍が飛んでいるようでした。

翌日は、あいにくの天気でガスで周りの景色がほとんど見えない中の下山となりました。


ガスっていたからキレイに見えたのかもしれませんが、御浜小屋から長坂道経由で河原宿へ向かう辺りがとてもよかったです。登山者もほとんど居なくて静かでした。

帰りは、吹浦口へ向かい、大平山荘で入浴してから帰りました。


<交通情報>
行き
高速バス:新宿~酒田
鳥海ブルーライン快速:酒田駅前(8:22)~鉾立(9:30)1,830円

帰り
鳥海ブルーライン快速:太平山荘(13:00) - 酒田駅前(13:58)1,650円

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