Date : 2014/5/17-18
Member : Akko
Timeline :17日 雁坂峠登山口(10:30)~雁坂峠(14:00)~雁坂小屋(14:15)18日 雁坂小屋(04:55)~西破風山(07:30)~甲武信岳(09:50)~西沢渓谷(13:30)
GWで雪山納めもしてしまったし、中途半端な5月中旬の週末、なぜか無性に雁坂小屋のテン場でボーっとしたくなり、行ってきました。
昨年のGW、雲取~甲武信岳までの奥秩父主脈縦走を目指しましたが、途中で泊まった雁坂小屋のテン場が思いのほか素晴らしく、ついゆっくりと時間を過ごしてしまい、甲武信は断念、雁坂峠に下山しました。そのため、今回はその続きを歩くという名目をたて行ってきました。でも、メインの目的は、ただ雁坂小屋のテン場にテントを張って、ボーっと本でも読むことなのでした。この時期の奥秩父は新緑が美しく、GW以外は人も少なく、静かで、素敵なところですので、そのよさをご紹介。
塩山からのバスは2台満車。でも、皆、西沢渓谷に行ってしまうので、雁坂峠登山口で降りたのは私一人。雁坂小屋までの道中会ったのは、山ガール2名1組。“どうしてこんなマイナーなとこ選んだの?”と聞くと、“三大峠攻めてるんです!”とのこと。乙な山ガールです。
登山口からはしばらく林道歩き。そのあと、沢沿いを歩いて、最後はジグザグの急登りを登ればあっという間に峠です。静かだからか、鳥が多いからなのか、奥秩父の森には鳥の声と、キツツキのカンカンつつく音が響きわたります。
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まだ桜が咲いている |
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沢と新緑が美しい |
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巣から顔出す小鳥激写 |
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峠が見えた |
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富士山も見えた |
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峠に到着 |
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峠のベンチはいつまでも座ってられる |
雁坂の小屋は“The山小屋”という感じで、なぜかそこに生活感もあり、とても素敵。去年来たとき、一緒にいった友達によれば、私が“ラオスみたい”と言ったそうな(覚えてないけど)。言われてみれば、ラオスみたいに何があるわけでもないけれど、なぜか時々訪れて、ただボーっとしたい、そんな場所。小屋もいいけれど、小屋番のおじさんも味がある。今回も色々と山の生活や環境の変化を教えてもらい、おしゃべりしてあっという間に日がくれました。
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これぞ山小屋 雁坂小屋 |
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快適なテン場 久々のマイテント |
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日が暮れるまで、本を読み、ビールを飲み、本を読み、ワインを飲んで過ごす
そのためにここまできた贅沢な週末 |
次の日は、甲武信岳を目指す。8時間半の行程なので5時出発。奥秩父の稜線からはつねに富士山が見えていて美しい。そして、意外と変化に富んで飽きない。
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朝の小屋がまたよい |
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常に富士山 |
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南アルプス |
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富士山と奥秩父の山々と広瀬湖 |
甲武信に近づくと結構雪が残る。
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雪は残る |
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甲武信小屋 |
甲武信からは、八ヶ岳、南、中央、北アルプスまで見えて美しい。
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甲武信岳到着 |
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ずっと富士山 |
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八ヶ岳 |
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しゃくなげのつぼみ |
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下の方は、もう咲いていました |
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カラマツの新緑美しい! |
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つづじ |
奥秩父は、北アルプスや南アルプスのような派手さはないけれど、奥深い山の良さが満載。そんな良さがわかる人だけに味わって歩いていただきたい場所です。これからは暑くなるので、やはり春か秋がおすすめの季節です。