6月会山行 岩トレ&レスキュー(1日目)

2014-05-24

00_会山行

Date : 2014/06/24
Member : メンバー フジ(CL)ちえ蔵(SL)組長、つーく、akko、A子、とも、みもん、ウー、あーさ、まさ、さき
Timeline :9:00~16:00その後、河原でBBQ 

5月24日~25日、日和田山でハイカーレスキュー訓練&岩トレーニングをしてきました。

1日目のブログです。


 9:00に高麗駅に集合してみんなで日和田山に向かいます。
 お試し山行に参加してるとはいえ、初めての会山行ドキドキです。
 夜はキャンプ場でキャンプです。車組は先にキャンプ場で駐車場&テント場の確保をしてくれました。 日和田山を少し入った斜面でハイカーレスキュー訓練の開始です。
 先生はフジさんとちえ蔵さん


<1>フィックスロープの張り方と登り返し方

(1)フィックスロープの張り方 支点にスリングを通して、環付きカラビナを掛けます。ロープの 端をフィギュアエイト・オン・ア・バイトで結び環付きカラビナに掛けます。





(2)登り返しかた。
 ①手がかりを伝う方法

予めロープに20~30㎝おきに手がかりをつくり、手がかりを頼って登り返す。ロープから手を話すと滑落するので、通常は距離が短い時に向いてるそうです。

   

②フリクションノットを使う方法

スリングで簡易ハーネスをつくってフリクションノットと環付きカラビナで結びます。フリクションノットは3つ教えてもらいました。
a)クレムヘイスト(オートブロックより効きが強く動かしにくい)
b)オートブロック(クレムヘイストより動かしやすい)
c)プルージック(片手で結べる)
どの結び方でも、フリクションノットはもたずに、ロープを持ってフリクションノットをスライドさせます。

フリクションノットを持つと、フリクションが効きかないので、滑落時役に立ちません。 この方法は、自分で足場や手がかりを使って登り返せる、比較的ゆるやかな斜面を登り返す時に向いているそうです。登り返している時にフリクションノットを動かすのを忘れないようにします。


 

 木が太くてスリングを使えない時はロープ直接木に巻き付けます。 (ブーリン(もやい)結び)








 お昼を挟んで、岩場まで移動しました。 


<2>トラバース

 リーダーがロープを固定し、そのロープにセルフビレイをとりながら、トラバースします。距離が長い場合は、中間支点をとります。支点を取りながらロープを固定する人と支点を回収する人は、安全処置が十分に取られていません。ロープの固定の方法と回収方法は、初めての私にはちょっと頭がついていけなかったので割愛します。








簡易ハーネスの環付きカラビナにスリングをセットして、2枚のカラビナでスリングとロープを繋ぎます。2枚のカラビナは、互い違いに掛けます。中間支点まで来たら、カラビナを1枚ずつ支点の向こう側に掛けます。

 


 <3>安全環付きカラビナをムンターヒッチで結んで懸垂下降

(1)フィックスロープの張り方と同じように、支点にスリングを通して、環付きカラビナを掛けます。
ロープの端をエイトノットで結び環付きカラビナに掛けます。ロープが地面まで届いていることを確認します。
簡易ハーネスに環付きカラビナをかけ、環付きカラビナとロープをムンターヒッチで結びます。
環付きカラビナから下に出ているロープを自分の腰のあたりでしっかり握ります。
この手を離すと落ちてしまうので絶対に離してはいけません。






<4>搬送法

(1)雨具を使った搬送

①雨具(上)のポケット部分に、すっぽ抜け防止のために布等を詰める。(今回は手ぬぐいを入れました)
②雨具(上)を雨具(下)の中に入れ、スリングで結ぶ。
③雨具左手と左足、右手と右足を結ぶ。





(2)ザックとストックを使った搬送方法

①ストック2本をスリングで束ねます。
②カラにしたザックのショルダーベルトをひとひねりしてつくった輪の中にストックを入れます。
*ストックがあたって痛いので、銀マット等があればストックに巻きます。








 交代で背負ったり、背負われたりしながら日和田山を下りました。
 夜はみんなでバーベキュー。花火もしました。
 用意してくれたフジさんとフジさんのお母様ありがとうございます。
 豚、鳥、牛の3種の肉と野菜やアルコールを堪能しました。
 こんなに本格的なバーベキュー初めてで楽しかったです。










 <感想>  スリング&カラビナをハイキング程度の登山でも常に携帯しておこうと思いました。ハイキング程度の山行ではローブがないことも多いと思いますが、スリング&カラビナがあるだけで、簡易ハーネスを使って自分と支点をつなぐことが出来るので何かの時に役にたつことがあるかもしれませんし、一般登山道の鎖場でも利用できることが分かりました。救助をする方はなかなか難しく出来ないかもしれませんが、救助される側に万が一なってしまった時も、こういった基礎知識をもっていれば、よりスムーズに救助を受けることが出来るかなと思いました。忘れないように定期的に復習したいと思います。(ブログを書くのはかなり復習になりました。)  追加ですが、ブログの参考に去年のハイカーレスキューのトレーニングのブログを読みましたが、テーピングの張り方や三角巾の使い方等、傷や怪我の応急処置の訓練もしていたようなので、こちらも自分で勉強しないと、と思いました。  勉強になりました。教えていただき、楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。(自分の体調管理が悪く翌日気分が悪くなってしまい申し訳ありませんでした。反省しました。)(さき)

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