阿武隈川・南沢

2014-07-13

06_沢登り c_日光・尾瀬

Date : 2014/07/13
Member : フジ、組長
Timeline :甲子温泉駐車スペース0726~0742南沢入渓~0941大滝~1116甲子山頂上~1236甲子温泉大黒屋


阿武隈川の良渓、南沢を遡行しました。



今週は軽めの1本。

前夜発で先週に引き続き東北道を行く。

白河ICで下り、キョロロン村??のより道の駅で前夜車中泊。トイレが超綺麗で快適。休憩スペースで寝れちゃうかも・・・って、お行儀悪いからダメだね。

翌朝、キョロロン村から10分ほどで甲子温泉へ。
大黒屋まで降りる手前のガードレールが伸びている小道へ進むと、2台位の駐車スペースがある。

国道の陸橋を潜り、996付近、道が左に曲がるあたりから、右側の踏み跡をたどり、尾根を降りると、阿武隈川の河原に出る。道は明瞭。
放射線の影響につき、禁漁、の看板有り。原発事故の傷跡はなお深し。

南沢の出合いはショボイ。

今日は、水曜日位の天気予報では、ピーカン夏本番な気温予報が出てたけど、なんだか曇りがちで午後から天気は崩れるらしいく・・・。まあいいか・・・。

早速、ご入渓。

最初は平凡な流れを行くと、早速、F1、F2と登れる滝が続く。Ⅲ~Ⅲ+くらいで、テンポ良く登ってく。白い岩肌が特徴的だ。
F1

F2
 梅雨時なんで水量は多めかな。よくわからんが、水いっぱいで迫力あるのはいい。
フジ兄も順調に登ってく。
南沢の岩は、少し脆い部分が多く、ところによりぬめりがある。沢ヤの登りが鍛えられるね。

F3
 F3は少々立っているので、ヒモをつけて登る。ガイドブック見ると、これは登れないらしいよ。誰が決めたかしれないけども。なるほど、左岸に巻きっぽい踏み跡が。
下から見た感じ、充分登れそうなので、直登する。水流の右側だ。

中間バンドから水流すぐ脇を登ろうとした。リングボルトが打ってある。でも、今日は水量が少し多いのか、リングボルトはものすごい水流の中。あれではさすがに体を持ってかれそうだ。
多分あれにヌンチャクでもかけてA0することはできるけど、そんなことするくらいなら最初から登らない方がマシだ。
ということで、少し右側の悪い壁を登る。脆い岩に土と落ち葉が乗っており、ヌメリもあるので少々シビア。ムーブ的には難しくないが、結構慎重に行った。沢ヤの登りが鍛えられるね。Ⅲ+。
途中のクラックにナッツがバチ効きなんで、安心感がある。
F4
 このあとも全部直登できる滝が続く。
少々細かめのものもあるけど、Ⅲの範疇を超えるものでなく、そこそこ沢をやっていればヒモなしでテンポよく登れちゃう。
でもなんだか、雨が降ってきた。
好きなように登ってね
 そしたら、目の前に大きな滝さんが見えてきたよ。
南沢の大滝さんです。
公称30m。
そんなにあるかな。まあでもちょっとヒョングッていて迫力あるね。
30m大滝
 ここはフジ兄にヒモつけてリードしてもらう。
どんどん登れるようになってもらって、いい沢にお付きあい頂きたく・・・。
高さはあるけど、コイツは簡単。Ⅲ。だいぶ脆い。途中、残置はところどころにある。
フジ兄。ビレイ点構築に時間かかりすぎ。下で待ってる身としては、最初の心地いいマイナスイオン風が次第に寒風に変わる。はやくしてくれー。
どうやらわかりやすいアンカーがなかったらしく、あーだこーだしてて、時間かかってしまったらしい。
確かに、わかりやすいのはないけど、根っこがいっぱい出ているので、この子らをまとめて分散加重すれば良いと思います。また、50mもロープがあるから、少し先の太い倒木をつかってもいいと思います。
落石祭り中のフジ兄




大滝越えて、一つか二つ、滝を越えると、奥の二俣。左の方が水量が多いけど、頂上に直接出る右俣を行く。
水はすぐに細くなり、山から生み出されたばかりの水たちが、大海目指して次々と出発してく。
優しいナメは、次第に涸れ、目の前が明るく開けてくると、上部にスラブ帯が現れる。
真上に直登すれば、ドンピシャで頂上のはずだ。
ということで、一直線に直登。
本とかほかの人の記録では、ここはやばいから登らないで右に出て登山道に出るらしい。
確かにボロいスラブ壁で、落石祭り。でもそんなに傾斜もないし、特に悪くもない。後ろには広い空間が広がり、気持ちがいい。でも落石ハンパないので、下に人がいるときはダメ。


最後のスラブ
スラブが終わって、3分ほど藪をこいだら、そう、やっぱりドンピシャで頂上!!!
だからなんだ??・・・もう美学だ。自分なりの美学だ。自己満足だ。そういうもんでしょ、たぶん山は。たぶんね。
いきなり目の前に頂上標が現れる愉悦

甲子山ピークハント
頂上からは旭岳や那須の山々が望める。でも少し雨降ってる。
登山道をおばちゃんとジミーちゃんが上がってきた。よく見たら、ジミーちゃんじゃなくて、タダのおばちゃんだった。どう見てもジミーちゃんでしょ。。。
尾根の反対側の白水沢を登ったらしい。陽気なおばちゃんたちだった。

下山は、よく整備された登山道をたったか下りる。
そしたら、有名な甲子温泉大黒屋に到着。
日本秘湯を守る会。先週も滑川の秘湯。今週も秘湯だ。ところで、秘湯の定義ってなんだ???
先週と今週で一致するのは、洗い場がないこと。綺麗にしたい沢のあとには、うーんって感じ。
でもここの温泉は、湯加減よく、なかなかよかった。混浴で、本当に女の人入ってきたときは、ちょっと焦ったけどね。ジミーちゃんじゃなかった・・・。

いい湯加減のお風呂で、フジ兄の人生観を聞く。
結婚と恋愛は違うんだよ・・・
そういうフジ兄の最近増えた白髪に、プププって、笑っちゃったね・・・。

フジ兄、南沢どうだったですか?
先週の滑川大滝沢と比べちゃうとスケールはイマイチ。でもまあそれはしょうがない。そもそも階級が違うしね。

東京からそれほど遠くないところで、遡行と下山も含めて5時間程度で楽しめちゃうのはなかなか貴重な1本。ただ、Ⅲ位の滝をスイスイ登れないパーティーだともっと時間はかかるだろう。F3の直登は、少し頑張ったほうがいいけど、ここは巻いてもいいと思う。

そういった意味でここは、初級卒業のテストピース。ここをテンポよく登れれば、中級程度の面白い沢にどんどん行ける気がする。・・・って、生意気なこと言ってすみません。

前回計画したけど、ここは尾根の反対側の白水沢とセットで2本楽しんじゃうのがベストなプランかと。大黒屋に泊まっちゃったりしたら、それはもう幸せだろうけど。まあないな自分は。キョロロン村でいいや。

そろそろいい沢に、大きい沢に行ける季節が近づいてきた。期待高まるこの季節。早く梅雨おわんないかな。

フジ兄、またよろしくお願いします。

(組長)

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