Member :A子、トモ、masさん(ゲスト)、ちえ蔵
Timeline :5/1甲府幕岩、5/3黒山・聖人岩
Author :ちえ蔵
連休前半、中日に仕事を挟んで、スポートルートクライミング2日間。
5月1日 広葉樹の新緑から差し込む日差しは暑く、初夏を感じさせる。甲府幕岩 「メルヘンランド」と「豊穣の森」にて。
「森の唄10a」でアップして、「わささび10b」にトライ。最後の一手のところで行きつ戻りつししつ、最後は粘って何とかOS。ムーブはぎこちなく、岩に対して素直に一体感を持って登れた感じではないが、まずはマスターでOSがうれしい。
その後、A子さんのきれいなムーブを勉強させて頂き、再登。岩が示しているホールドやラインに対して、身体が違和感のない動きが出せた感じ。これを目指したい。
「イエローマウンテン5.9」で気持ち良く高度を感じたのち、次なる目標「ピリカb/c」へ。
・・・まったく歯が立たず。出だしから、かかりの悪いホールドに全然バランスが取れず、1ピン目すら届かず。ここは次回への宿題として(諦め早い・・・)。
気を取り直し「動物がイッパイ10b」へ。縦ホールドに対しての重心移動が上手く出来ず、OSならずも、その後またまたA子さんの登りを勉強させてもらい、トップロープでムーブを探る。次回に繋がりそうな感覚。
自分の落としたい課題を目指して、岩に通うということをしたことがない。雪にも行きたい、沢にも行きたいと、ふらふらしている。が、しかし、継続してチャレンジすることの面白さが見えてきた。今期は岩も通いたい。欲張りな自分。
広葉樹に囲まれ穏やかな甲府幕岩 |
5月3日連休後半戦が始まり、関越道の下りは朝から大渋滞。下道から黒山・聖人岩に到着。
「ティータイム5.8」は短くあっという間。「ダイエットシェイク10a」で身体をほぐす。
「おっとりマミちゃん5.9」で、石灰岩のたまにツルッとする感じにひやひやする。
その後「コーヒータイム10b」に取付く。左のクラックに逃げてしまい、必死のハンドジャムをしながら、どうにか3ピン目のヌンチャクを掛けクリップしてフォール。クラックありがとう。やはりクラックは味方だと思う。が、しかし、クラックに逃げないで登れるホールドとムーブを探る。ぼるだらートモさんから、岩を見る目を教えてもらう。オブザベの精度を上げることが課題。3便目でRP。
A子師匠(あっ、社長が師匠に)は、聖人岩に残してきた宿題「黒山讃歌11b」へ。2便目、下部のムーブもキレイに繋ぎ、中間のレストポイントで丁寧にレスト後、余裕のRPと思いきや、最後の右手のポケットからの左手をとりに行くところで、まさかのポケットから指が外れフォール。その後、2便粘るも、さすがに疲労の色が出て、次回持越し。しかし、この集中力と努力の姿勢にいつもながら、尊敬である。
最後にみんなで「梅ごのみ10b」にトライ。最初のオブザベ段階では、全然ホールドが見えてなかったが、みんなでセッションするうちに、だんだんホールドが見えてきた。最後はA子師匠が正解と思われるホールドとムーブを発見。流れるように登って見せてくれた。
「梅ごのみ」を登るぼるだらートモさん |
岩の示すホールドとムーブに気付けるかどうか、クライミングの醍醐味、その面白さを教えてくれる。「梅ごのみ」を自分の次回宿題にして、これにて終了。
なお、この日はスペシャルな夕飯。いつもは車があるから出来ないけれど、翌日お休みなことをいいことに、東京に帰って車を置いて、それからみんなでピザ屋にて、アツアツピザとワインを頂く。
愉しく美味しい一日が終わり、ほろ酔いで気持ち良く歩いて帰る。緑道沿いのあじさいたちは、少し気が早いか、蕾が目立つようになってきた。
甲府幕岩の山椒。秋になったら、収穫へ。 |