四十八滝沢アイス

2018-01-21

03_積雪期 08_アルパインクライミング

Date : 2018/1/21
Member : ジャスミンパイセン、組長、あーさ
Timeline :林道駐車スペース0817~0840北口登山道入口~0953入渓~1012初滝~1054大滝~1140七福ノ滝~1250白竜の滝~1447稜線登山道~1642北口登山道
Author :組長

雪なし氷のみ


1時間ちょっとでいけるアルパインアイスルート。近いってやっぱいい。
内容は、初心者向きで簡単だ。アプローチの車中から山頂に伸びる氷の登路が見えたときは少しコーフンした。

20年ぶりのアイス参戦のジャスミンパイセンは、よく分からんからと、何やらたくさんのバイル持参。僕の世代では、それが宝の山なのかただのガラクタなのか判断がつかない・・・。ミゾー、カジタックス・・・。唯一知っていたバイパーは、少なくとも僕の知っているバイパーの2モデル前よりも前のもの・・・。パイセンは山ヤとしての年季が違うね!
その後もEBシューズ、山岳同志会、城ヶ崎の開拓、池田功、長尾妙子さん、戸台の氷瀑の開拓裏話、衝立雲二の話、小西政継、長谷川恒男などなど・・・。僕にとってはもはや本の中のお話である。
昔の人は凄かった。それは、その足跡をほんのちょっと触れたことがある身としてよくわかる。
でも、どれだけ死に近づけたかを競い合い悲壮感漂わせて登り続けてた時代と、よりテクニカルで難しい壁を登りつつ、山頂で自撮りでイエェ~イ!!みたいな明るい今の若いクライマーとどちらがいいのかは分からない。僕の好きな憧れるクライマーにはどちらの世代にもいる。

まあ、そんなこんなで登山界の過去と今の話に花が咲きつつ、雪のない氷の回廊をゆく。
先週の八ヶ岳の冬の沢登りがアイス+雪山だったとするならば、今日の四十八滝沢は、アイス+沢登り!!どちらかといったら夏のそれに近い。
時が止まったかのように凍りついた沢筋は、少し異様な世界だ。
そして最後は沢登りならではの、急斜面の詰め、からの稜線から富士山ど~ん!!
野趣あふれる、というか、新しい遊びをしたような、なんだか一風変わった山行だった。
凍っているところを選んでワラワラ登る


初滝。右側を登るが、難しくはないが、全崩壊しそうな気がして怖い。


アイスに重要な落ち口のマントルの練習がいっぱいできる

氷を破壊して登るパイセン

大滝は今日はダメ。左から巻く。

七福の滝の前衛。

一番ボリューム感のあった七福の滝。右側の一番傾斜のあるところを登る。Ⅳ程度なので簡単。


夏となんか違う景色

シャッタースピードを遅くして渓流を撮影したわけではありません

どこまでも続くナメ

時々ちょっと急なところが出てきたり・・・


異様な光景にも少し慣れてきた

さすがにふくらはぎが疲れてきた

白竜の滝。あーさ初リード。まあ、なんか汚いけどね。

まだまだ続くナメ。

細くなってもまだまだ続くナメ

ようやく終わり

最後の一滴ならぬ、最後の一氷

ここからは完全に沢登りのヤツ

ここらへんも完全に沢登りのヤツ

・・・からの富士山ど~ん!!

下山道にあったみんなの思い出

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