Date : 2018/1/20-21
Member : まり、ユウ 、U16、エッグチーズ、バード、
Timeline :1041宿場の湯付近駐車場@二居~1146東屋~1415東谷山頂上
0610テン場(東谷山山頂付近)~0715日白山頂上~0825テン場(東谷山山頂付近)~0920小休憩・テント撤収~1120宿場の湯付近駐車場@二居
Author :バード

1月の会山行。雪山泊り@日白山。
純粋無垢な雪山を歩く楽しみと、酒と山の親しみを感じた2日間だった。

1月の会山行は、雪山テント泊。雪山のテント泊ってしたことがないけど、行ってみたい。
そんなメンバーでも行ける山。でもどうせいくなら冬季にしか入れない山を、ということで日白山へ向かった。

6時に東京駅集合で向かうも、度重なる事故渋滞で10時半頃からのスタート。

地元のスキーヤーなのか、トレースもハッキリとしている。ワカン初使用のメンバーもいて、キャッキャしながら高度を上げる。

途中、ユウさんが「ムヒョー!」という言葉を発し、「珍しいリアクション声だな」と思っていたら、コレが"霧氷"というものらしい。
カラカラと氷が触れる音が神秘的だった

稜線に出て、美しい峰々を眺めながら東谷山に到着。
平らで風の影響もなさそうな場所にテン場を定め設営開始。
設営後は、まりさんからのビーコン講座。まりさんのビーコンを雪中に埋め、それを皆で捜索するというもの。
さすがまりさん。埋めた方向とは別の方向に移動してから「いいよー」と言ったり、巧妙にトレースを隠したりたりと、北海道のヒグマを思い出した。

その後は、水をつくりながら、食事の準備に移る。
エッグチーズさんが、ゴソゴソとザックから金色に輝く液体を取り出した。「アゴでとった自家製ダシです」。一同絶叫。

皆各々に、今晩のお供をザックから取り出す。日本酒、ウィスキー、ワイン、、、テキパキと夕食の準備を進めるエッグチーズさんを横に、快調に飲み進める。
まだメシも出来あがってないのに、ものの数十分で酒が底をつく危機を感じ、誰かがワインの入ったプラティパスをテントの角に投げ捨てる。
酒の減少を抑えるために、せっかくつくった水を沸かし、薄いウィスキーのお湯割りに切り替える。この乱痴気騒ぎに、まりさんはモナカおしるこで参戦。
爆笑まりさん
徐々に宇宙について語りはじめるU16さん

そして、メインのうどんが登場。抜群にうまい。
話を聞いていると、どの肉が合うのか鳥、豚、牛、それぞれで試作を繰り返した結果、本日の牛肉に相成ったそうだ。
エッグチーズさんご馳走様でした!

すると、またエッグチーズさんが、ゴソゴソとザックから別の液体を取り出した。「自家製の梅酒です」。一同、再度絶叫。これには下戸のまりさんも「一口ちょうだい」とギブアップ。

U16さんが、「こんな寒いところで山登って、飯食って。宇宙人はどう思ってるんですかね」と謎の宇宙人目線での話を交えながら就寝。


翌朝、暗がりのなか出発の準備をして、二日目がスタート。
奇跡の1枚のために身を削るエッグチーズさん

東谷山を超えるとトレースもなくなった。急登に差し掛かると、まりさんにラッセルを命じられる。
風と雪が擦れる音。締まった雪をアイゼンが噛む音。それだけを聞きながら、誰の踏み跡も無い、ただ真っ白な雪面に歩を進めていく。ああ、こんな雪山が好きだったなと、そんなことを思いだした。

ガスっていた日白山ピークも我々が到着する頃には、晴れ間が差していた。遠くに見える平標山や、谷川の山々を拝みながら、次はどこに行こうかなんてことを思った。
ハイチーズ1
ハイチーズ2

テン場に戻り、下山を開始する頃には朝のガスが嘘だったような青空が広がっていた。
跳ね返る日差しに顔を焼かれながら、無事に二日間の山行が終了。


嗚呼、雪と酒が好きだ。

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