Member :まり(L)、ワタ(SL)、マッキー
Timeline :1日目4:13P5出発~5:07穂高平小屋~7:15 1946P~7:45ゴロゴロ岩場~9:24第一岩峰直下の鞍部~11:42ジャンクションピーク~13:26西穂高岳山頂~17:10西穂山荘
2日目7:21西穂山荘~8:18西穂高口駅
Author :マッキー
例年よりも1月位早い雪解け、雪が少なくたって雪山にいきたいそんなころ
ワンワンの姐さんからお誘いをうけ、西穂高岳へ。
久しぶりの晴天の土日を利用し、恐らく今シーズン最後になるであろう雪山を満喫してきた。
自身は上高地側から槍・穂には行ったことがことはあるが新穂高側に行くのは初めてなので楽しみだった。
釜トンネルを過ぎさらに約1時間。新宿を19時前にでてから日付が変わる頃に新穂高に到着。
駐車場はP3 が封鎖されていたので、深山壮近くのP5に駐車。
今回は前夜泊、1日で西尾根を登り下山するというプラン。
テントを張り約3時間仮眠をとり、4時過ぎに出発。
ロープウェイの駅から穂高平小屋までは穏やかな林道歩き。
雪はほとんどなく、数ヵ所デブリを越えるくらいだった。
穂高平小屋へのショートカットルートは何か所かあったがどこも急そうだったのでカットせず緩く歩く。
穂高平小屋に着くころに周囲の山が見えてきた。
It's fine today.
案の定雪がないので雪から出てきたばかりのソフトな笹藪を漕ぐ
1946Pのあたりまで来ると雪がしっかりつながってきた。
日差しは暑かったが気温は低かったので雪は締まっていて、登りやすかった。
藪は続くよどこまでも |
藪に苦労しながらジャンクションピークに到着
ここからの景色は冬期クライミングのカラーページに載っていそうなくらい迫力があった。
ジャンクションピークを過ぎると藪が減り、登りが楽しくなってきた。
小さいピークを登ったり、トラバースしたり、よくわからない雪に空いた穴を越えたりと色々あります。
この辺りの岩は浮石や簡単に剥がれる岩が多かったので慎重に。
登っている間に散々周囲のいい景色は見たけれど、山頂に立ってから見ると割増しで良く見える。
霞沢 |
槍から奥穂 |
ゆっくり休憩し景色を楽しみたいところだが時間がない。というより間に合わない可能性の方が高い。
そこでまりが下山できないことに備え西穂山荘に電話するとラッキーなことに3人泊まれるとのこと。ツェルトでのビバークにならなくてよかったw
そういえばワタは2週間くらい前にも宝剣岳で同じことをやっていたような…
とりあえず下山します。
西穂高岳山頂から西穂山荘までは雪が解けて半分くらいは岩が出ていた。
西穂テント村 |
西穂山荘では支配人の粟澤さんの天気の話を聞きながらおいしいごはんをおかわり。
意図していなかった2日目は1時間程度のハイキング。本日も晴天なり。
木々のすき間から見える西尾根、西穂から西穂山荘までの景色を見て「長いね~」なんて言いながら歩いているとあっという間にロープウェイに到着
西尾根上部~西穂~西穂山荘 |
パネルの写真が何月に撮られたものかはわからないが雪の量が全然違う。
今回は久しぶりの長時間行動のガッツリ系登山だった。内容も雪、藪、岩とバリエーション豊かで面白かった。
計画としては西穂山荘で一泊した方がゆとりができていいかもしれない。
自身は今群馬にいるが、それでも誘ってもらえてありがたかった。
これからも一緒に山に行きましょう。