石尊稜

2月は伊豆でぬくぬくクライミング浸りの鉛切った体にまたも鞭打って、行ってきました石尊稜。

昨年の阿弥陀岳北稜から始まり、ちょっとづつのステップアップ。

目標だった石尊稜。

この1年クライミングも頑張った！マルチもいっぱいやったしきっと大丈夫と思いつつ、やっぱり本チャン前は緊張する。

いつメンの予定がまるひは残念ながら欠席、今回は2人パーティで登りました。

前日はアイスキャンディで最終仕上げ。

1月の初アイスの時は1本目でパンプしたけど、アックスの使い方に慣れてきたのか、バーチカルも安定して登れるようになった気がする。

まるひ師匠のお陰様！

13時アイスキャンディ撤収し、取り付きの偵察。

雪ない。

トレースも無い。

取り付きまでの直登ルートを選択した。(迷ったら直登)

ダウンいらないくらい暖かかったので、晩飯は外飯。

試作する時間がなかったので、Google先生にご協力いただき「雪山飯　簡単　失敗しない」で出たスープパスタ。

失敗は、した。

宴も早々に切り上げ20時前に就寝。

3:00 起床

よしたかのタンパク質たっぷりのマッスル飯を食して準備開始。(写真撮り忘れた)

5:00 赤岳鉱泉出発

前日の偵察のおかげで迷うことなく。

5:23 分岐

偵察うぇーい。

6:15 ギア装着

上の方でウロウロしているパーティを発見。

中山尾根行きかと思ったが、話しかけてみたら石尊稜とのこと。

シャカシャカ登ってくよしたか。まじで追いつけない。

6:40 取り付き　登攀開始

1p まほ　岩稜

別パーティは左ルートを登っていたので、今はあんまり登られてないってトポに書いてあった右側を登る、が、至る所にピカピカのペツル様が打ってある！

聞いてた話と違うけどありがたく使わせていただく。

連日のポカポカ陽気で雪や氷は少なく、ほぼ岩登り。

テムレス様のフリクションを最大限に活用させていただき、1ピッチ目を切る。

ここで先行パーティのご厚意で先行を行かせてもらう。

2p よしたか　リッジ上がる〜雪稜

3pまほ　ピナクル前の雪稜〜岩稜〜雪稜(間違えて右行った)

ここからコンテかと思ったけど、見た目傾斜がえぐかったので引き続きロープで登った。

後々分かったが、ピナクル前は左巻きだったよう。

後続パーティが左から出てきて、だよね、って思った。

4p よしたか　雪稜

リッジ

コンテで登った。

トレースの無いバージンリッジ。

綺麗な三角形のリッジを遠慮なくザクザク登る、最高に贅沢過ぎる。見たことない程綺麗でキラキラした雪面のリッジを登れるって最高過ぎる。

5pよしたか　岩稜

先輩の記録を参考にカム持ってきて良かった。

ガタガタで引っ張ったらすっぽ抜けそうなハーケンと、カムを使って支点を取った。

6pまほ　岩稜〜雪稜

チムニー右手の岩稜帯にピナクル多数。

7pよしたか　雪稜

11:45 稜線

石尊峰ってこれ？

でか！って3回くらい言った。

下山は地蔵尾根。

ほくほく気分で下山した。

下山中来年行きたいところを話した。

少しづつだけど、ステップバイステップでやりたい山が出来始めてる。

行きたい山に向けて、クライミングをする、ボッカトレをする、毎日会社の階段を登る。

働き盛りのサラリーマンだけど、登り盛りのヤマヤでもある。

来シーズンに待ち受ける冬パインに向けて頑張ろうと思った。

下山飯はこちら。

ご褒美に店で一番高いやつ入れました。