Date : 2010/01/11
Member :ナシ、うろた、ちえ蔵(記録)
Timeline :七里川温泉(08:58)~石尊山~麻綿原天拝園(13:26)読図トレーニングでヤマケイ『山岳地形と読図』のモデルコース「千葉・麻綿原高原」に行ってきました。そもそもこの地名、何て読むの? 結構素直に「まめんばらこうげん」でした。
8時30分、千葉県の上総亀山駅に集合します。まず、ここまでが小旅行。三鷹方面から電車を乗り継ぎ、約3時間。駅は地元の方もほとんどおらず、天気も曇りで寂しくなってしまいます。駅からバスに乗り、読図のスタート地点、七里川温泉に着きました。
今回の読図ルートは以前ナシくんが単独でチャレンジし、途中で時間切れになったルートです。それにしても、こんな遠くて寂しい所まで、前回はよく独りで来たねと感心してしまいます。
最初の課題は石尊山からの下山。前回ナシくんはここで、地図を読み間違え、大幅にタイムロスしてしまったとのこと。以前カズさんと読図に行った時も、他の尾根に誘われないように、コンパスを使って下山の尾根を特定して下ることが大切だよと言われました。なるほどね。
石尊山を下り、一度車道に出たのち、電波塔の横からルートに戻ります。これもナシくんに教えて貰わなければ、なかなか気付かないような道です。
その後、ヤマケイで解説されている通り、様々な登山道や仕事道があり、目印となるものがなく、小さなピークが連続します。しかもピークを巻く道が多いため、ピークの位置を読み間違えることもありました。ルート自体はしっかりした踏み跡がついているのですが、どれもしっかりし過ぎて、地図が読めなければ、思わず正規のルート以外に誘われてしまいそうな場所もありました。
2003年に30人のパーティが迷ったという372の小ピーク手前の分岐は、「行止り」の立て札とロープが張られていましたが、これらが無ければ、誘われてしまうな~というような道でした。今回は、頻繁に3人で立ち止まっては、地図と目の前の地形を照合し、「今、ここじゃないかな?」「次はこんな地形が出てくると思うよ。」と、みんなで読図の答え合わせをしながらトレーニング出来たことが、とても充実していました。